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ご報告、という自己紹介。

はじめまして。こんにちわ。お久しぶりです。
平澤洋輔です。

ここ数年で、こういったご報告をさせてもらう機会が増えましたが、
懲りずにまた少しだけ、お付き合いください。


この度、令和2年4月1日より、岡山県にある真庭市役所の職員になることになりました!!
(つまり地方公務員です!)
(所属は、真庭市産業観光部産業政策課)
(市役所本庁舎の2階にいますので、気軽にお声がけください!)

昨年の夏に、最も僕のイメージとはかけ離れた「公務員」という存在になってみようと思い、8月中旬から〜9月中旬の約1ヶ月間、毎週末図書館で勉強をして、筆記試験を通ったのち、面接という名のプレゼンテーション(テーマは「地方自治体とマーケティング」)を行い、無事に採用が決まりました。
※僕の住む真庭市では昨年度より自己PR型の採用(いわゆる社会人の中途採用)がスタートし、民間第1号として採用されました。

え!
なんで!?
うそ!?
また!?
まじ!?

この報告をするたびに、こんな言葉をよくかけていただいたので、今回は、そんな新たな船出に関する僕の心境をまとめてみたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。


1.なぜ公務員なのか

最も多い質問は、なぜ?(なんで?)です。
日本一の広告代理店(電通)を辞め、地方創生の最先端である西粟倉村のローカルベンチャー(エーゼロ)を辞め、地方のスタートアップ(コノテ)を辞めて、なぜ地方公務員になったのか。大きく分けると3つの理由がありますので、順に説明させていただきますね。

一つ目。
これは上記の選択(転職)を行ってきた自分が最も納得する理由、「面白そう」だったから。
見た目からして、公務員とは程遠い感じがするし、自分でも公務員っぽくないともってますし、、、いわゆるお役所的な堅い仕事の経験もそれほどないし。。。
似合わない理由をあげればキリがないくらい、僕とはかけ離れた存在。

でも、だからこそ、僕の「面白そう」レーダーに反応してしまった。
きっかけは、真庭市のお仕事をお手伝いさせていただいた中で、担当者から採用試験の話をきいたこと。
正直、話を聞いた時は「ハハハッ」って笑ってましたけど。

でも、僕のこれからの将来を考えた中で、この選択肢は全くなかったので、驚きとともに「新たな発見」につながったんです。
これまで自治体とお仕事をする際に、クリエイティブはあまり重要視されない、地方自治体にもデザイン経営の視点が重要、これら感じていた課題を自分で解決できるんじゃないか、そう思ったんです。
新しい、出口の見えない道が見つかった感じです。

ということで二つ目。
これまで地方自治体にはなかなか取り入れられないマーケティングやデザインの知見を活かした自治体運営をやってみよう!と考えたことです。

僕はデザイナーでもコピーライターでもクリエイティブディレクターでもありません。
地方にきてからもプランナーだ、編集者だ、とか肩書きを求められることもありましたが、何者でもない自分に一番しっくりきているため、僕の名刺には肩書きがありません。

だからこそ、一番フラットでいられると思ってます。
(たしかにふらっとしてますし、、、)

そんな何者でもない自分が、この先どうなるかを考えた結果、
何かを成し遂げてから地方で活躍するのではなく、
地方自治体で活躍してから何者かになる
というストーリーが浮かんできました。

今一番嫉妬しているクリエイターでもあるGOの三浦さんも先日twittreでこんなことをつぶやいてました。

だからこそ、まだまだ挑戦のしがいがある地方公務員という職に着くことを決めました。

最後に三つ目。
自分を取り戻すこと。
僕は広告業界に入ってから、末端の制作プロダクションに所属し、いわゆる孫請けやひ孫請けの案件を中心に活動していました。
(ここでは表現のデザインに関するお仕事をしていました。)

それから、もっと川上から案件に関わりたいと日本一の広告代理店である電通に入社して、JAグループの担当となり、日本の農業、国産農畜産物に関わってきました。
(ここではクライアントの課題解決をプロデュースしていました。)

それから、西粟倉村へ移住し、地方創生の最先端の地からニホンウナギのトレーサビリティや自治体初のICOなどを担当しました。
(ここでは地方で最先端のプロジェクトをマネジメントしてました。)

それぞれの詳細は割愛しますが、要するに僕は「日本を動かす」あるいは「社会を動かす」という仕事に大いに興味を持ち、その最先端の場で仕事をすることに最もやりがいを感じていたのです。
もちろん、今の職場でも、視野を広げたら「日本の◯◯を変える!」という気概を持つこともできますけど、道のりは遠い。。。

だったら、自分がそこに関わって動かせる場所に行こう、と考えたんです。


この3つの理由こそ、僕が地方公務員になることを決めた大きな理由です。

それではせっかくなので、よく聞かれる質問を想定して回答してみたいと思います。


2.よくある質問。

Q.安定を求めたの?
A. 求めてない、といえば嘘になりますけど、前述のなぜ公務員なのか、
  で回答したことがベースです。
Q. 今のほうが自由なんじゃない?
A. 確かに、働き方でいえば今はすごく自由です。
  でも、デザインに制約が多いほうがいいクリエイティブが生まれるよう
  に、僕にもある程度の制約があったほうがいいんです。
Q. 給料下がるでしょ?
A. これはご想像にお任せしますが、社会人経験(15年)を加味されての公
  務員なので、そこそこです。決して下がりません。
Q. 永住するの?
A. わかりません!笑
  こればっかりは、なんとも言えません。
Q. メンバー間の不仲ですか?
A. いいえ、決してそういうことはありません。
  そもそも仲良しだから一緒に起業したわけではないので。
  (良いとか悪いとかじゃない、ってことですね)


3.改めて自己紹介

そんなことを整理していると、改めて自分がどんな人間なのか考えてまとめてみたくなったので、改めて自己紹介をしてみたいと思います。

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photo by 藤田和俊(ありがとうございます)

名前:平澤洋輔
出身:神奈川県藤沢市
年齢:37歳(もうすぐ38歳)
血液型:O型
生年月日:昭和57年5月26日
家族:妻1人、子供3人(長女、次女、長男)
SNSアカウント
Instagram:yosuke_hirasawa
Twitter:@yochang0467
Facebook:yosuke.hirasawa


仕事では肩書きはないけど、人生の肩書きはこれ

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好きな言葉はこの二つ。

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自分自身が大切にしている軸
好きな言葉にもあるように、「かっこいいかどうか」が判断基準。
かっこいいの基準はおしゃれ〜とか、いけてる〜はもちろんだけど、
普遍的なかっこよさがあるかどうか、なんじゃないかと最近気づく。
スタンダードを時代に合わせてアップデートするのがマイブーム。


軸から見えたアップデートとは

効率よりも偶然
最近では効率を求めることが多くなってるけど、何もかもが効率で語られるのは好きではない。(もちろん、効率がよくなることはいいことだとは思ってます)
僕が広告が好きなのは、ウソをつかないということと偶然の出会いがあるから。情報が多くなればなるほど、欲しい情報しか手に入らない。それじゃあつまらないし、いつもと違うところに新しい気づきがあると思ってます。

意味よりも意義
この仕事になんの意味があるのか。とかよく考えちゃうんだけど、本当にほしいのは、その仕事にどんな意義があるか。
僕が日本を動かす、社会を動かす、と息巻いているのは、この意義を求めているからなんだろうと思います。

占有よりも解放
成果は1人のものではない。かかわる全てのものだ。
だからそれを占有するのは好きじゃない。
必要な機能が必要とされる人に届くように、
それぞれの機能を解放していきたい。
変化よりも進化
1人で考えるよりも、みんなで考えたほうがアイデアはブラッシュアップできると信じてる。変わることよりも進化することを狙う。
だから、自分のアイデアに固執しない。それが僕の強み。
変化は怖いものでも恐れるものでもない。
螺旋階段のように、歩み続けたい。


4.これから挑戦すること

最後に、これから公務員になる僕が充実させてたいプライベートをお伝えして、このご報告の結びとさせていただきます。

<DJ>
毎日、地道にアップしている今日のセレクトにて、オススメの曲を紹介しています。このセレクトを軸にDJ活動を再開したいと思います!

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<公務員スナップ>

地道に続けてきた#村人スナップ、#まちかどスナップが、今後は#公務員スナップとしてリスタート予定です!
これまでのカジュアルな感じとは打って変わってお堅いイメージになるかと思いますが、たまに「え、こんな格好でいいの!?」みたいなチャレンジもしてみたいと思いますので、今後ともお楽しみに!!

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というわけで、引き続き、みなさん仲良くしていただければと思います!!

さよなら、ごきげんよう、またね。

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