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バックカントリー準備

確認項目

バックカントリーは通常の参考と異なるため、準備がとても大切です。
また、山・旅行に行く際は、事前にその山・地域の成り立ち、地質、歴史を頭に入れておくとより楽しい旅となります。(最近、俳句を勉強し始めました。さらに旅が楽しくなりそうです。それはまた別のときに。)
さて、大切な確認項目です。
① 天気
② ルート
③ ギア

①天気の確認

当時の天気も重要ですが、雪の場合は、前一週間の天気も非常に重要です。暖かかったのか、寒かったのか、雪は降っていたかなど。暖かいと雪が溶け、その後凍ってしまう。さらには雪が降ると表層雪崩の危険。春になってくると全総雪崩など。また、斜面が北か、南か、日本海側か内陸か。様々な要素があります。
まだまだ勉強が必要ですが、極力リスクを低くするよう努めています。
天気は、気象庁、ヤマテン、tenki.jp、てんきとくらすなど数種類確認し、気圧配置、天気、気温、風速と基本的な要素は確認しています。

②ルート確認

無雪期では、山の景色か予想できてしまうため、Google Mapはみませんが、冬季・バックカントリーの際は、確認するようにしています。
明日・明後日に行く予定の火打山・焼山。ヤマレコや山スキールート・山スキー百山を参考にルートを確認。地形図とGoogleMapを繰り返し、見ることでイメージを作っています。
これまでの経験と照らし合わせ具体的にイメージします。

by GoogleMap 黄線はルートイメージ
by GoogleMap 黄線はルートイメージ

③ギアの確認

3種の神器(ビーコン、ショベル、プローブ)は必須。
ギアは前日にネジのゆるみがないかなど確認。
手足の冷えは注意が必要な点。グローブの替えも必ず持っています。
風や高低差、ウォークモード・停止時・滑走モードで寒さが変わるため、うまくレイヤーで調整することが大切になります。上手は人は、ベンチレータの開け閉め、着替えのタイミングなどがうまいです。
また、水分・食料補給もスムーズとなるよう、事前にバックパックの位置などもイメージ。これで準備完了です。
ちなみにわたしはウェアは、Finetrackが多いです。スキンメッシュを初めて着たときの感動からか信頼しています。

まとめ

真っ白な広大な山々と、冬の濃い青い空。
踏み後のない、一面の雪景色。
自由で爽快な滑走。
大自然に遊んでもらっている感じ。

バックカントリーの魅力は凄いです。

自分のレベルを過信せず、できる準備はしっかりとし、迷惑をかけず、安全に帰ってくることが一番大切なことを繰り返し命じしつつ。

皆さんの今週の山行も楽しいものになりますように。

雪山登山やバックカントリーに興味がある方・相談したいことなどありましたら、メールにてご連絡ください。

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