見出し画像

海外旅行で気づいた「親切」の心構え

日本で他人に親切にする時、心の中で「変に思われたらどうしよう?」と心配することがある。そう感じる理由は、周囲の反応が気になるから。
でも、ヨーロッパや東南アジアを旅する中で、親切に対する考え方が大きく変わる出来事をたくさん体験した。



海外で体験した、「親切」の輪

例えば、ベトナムでは道路を渡るのが大変で困っていたとき、Grabタクシーの運転手がサッと手を引いて渡してくれた。
タイでは、体調が悪くて困っていた私に、お爺さんが親切に薬と水を買ってきてくれた。
寝台列車では、隣の席のおばあさんが、体調を気遣ってずっと心配してくれた。ロンドンの地下鉄では、道に迷っていた私に親切な女性が声をかけてくれた。これらのエピソードは、海外では親切が自然で当たり前のことだと教えてくれた。

自分の中の親切への壁を壊す

これらの体験から、自分の中にあった「親切に対する壁」に気づいた。以前は、他人にどう思われるかを気にして、困っている人を助けたい気持ちがあっても躊躇してしまっていた。しかし、旅行中に積極的に親切を実践するうちに、その壁が壊れていった。


帰国後のちょっとした出来事

帰国してノイバイ空港での手荷物検査中、日本人カップルに荷物カゴを渡そうとした時のことを覚えている。カゴを渡したけど、相手は何も言わずに受け取っていった。その瞬間、日本では親切がどのように受け取られるのか、少し疑問を抱いた。

日本での親切に対する微妙な反応

日本では、親切を受け取ると「裏があるんじゃないか?」と疑う人がいるかもしれないし、親切をする側も「拒絶されるかも」と不安になることがある。自分も以前はそんな抵抗を感じていたけど、このエピソードでそれを再認識した。

現在の自分の親切のスタンス

今は、日本にいても困っている人を見かけたら、積極的にサポートするようにしている。感謝されるかどうかより、自分ができることをするという考えが大事だと思う。助け合いが基本だと信じているし、自分に正直でありたいと思っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?