登る猫と「私の価値」と。弱った時の過ごし方

濃密な一週間
休日を前に
エネルギー切れ
体調不良に陥って
会社を早退

雨降りの中
食べ物を買い込んで
帰宅する


身体が弱っている時は
ジャンクな物がほしくなる

欲するものを抑えずに

ただ
ただ
食べて
詰め込んで
そこに養分を行き渡らせる

濃密な一週間

現在地から未来へ
その道筋に

考え
煮詰まり
どうしようか
煩う
わたしに
身体は
付き合ってくれたんだ

身体からすると
当然の報酬



こんなに食べて
どうしよう
体重が増えてしまう

それを思ってしまったら
わたしのすべてが
埋まってしまう

おいしかったなぁ
ビッグなプリン
久しぶりだったなぁ
イカフライ

テーブルの上に
イカを
プリンを
くれと
登りねだる
猫を払いながら食べ切った

糖分も
脂質も
時にボーナス

わたしの価値を救い出す
いつも忘れず在る思い

朝がきて
一番に湧いてきた
素直な思い

晴天の今日は休日

何もせず
ひたすら眠ろう



美容院はキャンセルだ