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家とは、住んでこそ

■2022年「実家じまい」メモ

※8/1日記より
「築35年の家の中が、たった一日、6.5時間で空っぽになる。

何とも呆気ないもの。

家の中から物がなくなると、いよいよ空き家という雰囲気が漂ってくる。

このまま放置しておけば、確実に廃墟と化すだろうという感じ。

ついさっきまでテレビやソファーもあり、普通に人が住める環境の家だったのに、物がなくなった途端に一気に生活感が失われ、まるで時が止まったよう。

空っぽの実家なんて目にするのは初めてのこと。

人が住まなくなった家というのは、なんとも言えない恐ろしさが漂ってくる。

生活感がまるでない、血の通わない恐ろしさを感じる。

空っぽになって初めて感じたこと。

「家とは、やはり住んでこそ!」。

家って生き物だったんだなぁと、空っぽになって実感した。

とにかく一日も早く人が住んでくれることを望む。

一日も早くリフォームしてもらって再生させてもらおう。

何だかすごい経験をして衝撃が強かったようで、夜全く眠れず! 

驚いたね。

実家が空っぽになるなんて、よっぽど衝撃を受けたんだろうね。」

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