〇〇は立派な褒め言葉
こんにちは、ふっきーです。
今日も毎日子育てに奮闘するお父さん、お母さんに
私の経験が活かせたら嬉しいなと思って投稿します。
さぁ行きますよ!
あなたは以下の項目にチェックがつきますか?
最近お子さんとの会話が減ってきている
何か話さないとと思うけど、どんな声をかけたらいいか分からない
よい方向には転ばないだろうと分かっていても、つい、お子さんの生活に口出し、指摘してしまう
案の定、反発され、あとから後悔する
今日はこの項目に一つでも
チェックがついたあなたに向けて書きます!
と、その前に、私の話をさせてください。
私は、とある教育機関で中学生から高校生程の年齢の子どもたちの自立を支える指導員のような仕事をしてきました。
私の施設に訪れる子どもは、
基本的な生活習慣が身についていなかったり
周りの人と協力することが苦手でトラブルばかり起こしたり
虐待など大人に傷つけられたことが原因で大人不信だったり
と、様々な過去を持ち、弱りきっていたりします。
私は指導する立場なので、
日々の関わりの中で
子どもたちにその子の課題や弱点を指摘することもたくさんありました。
例えば、
朝なかなか起きられない子には
「早く体を起こしなさい。」と声をかけます。
頻繁にトラブルを起こす子には
その子に問題がある点を指摘します。
その子の課題を見つけて、改善していくことで自立を促すのですが、人間というのは、
できていないことはとてもよく発見します。
そして、それを正したくて仕方ない生き物なので、
指導者側がそのことを理解せず、反射神経に任せて指導をしていると
子どもたちの心は離れていきます。
言われることが正論であればあるほど、子どもたちの拒否反応が強くなるなんてこともよくあります。
これは、私の仕事での話でしたが
同じことが、ご家庭でも起こるのではないでしょうか?
最近、子どもとの会話が減ってきて、何か話したいのだけど、
会話の糸口をつかもうと話しかけた内容がいつの間にか子どもへの指摘になってしまっていて、会話が終わったあとに後悔する。
コミュニケーションのはずが、いつのまにか説法、説教のようになってしまっている。
子どもから反感を買い、余計に話しかけづらくなり、距離ができる・・・。
といった悪循環のイメージです。
そして、お子さんのために一生懸命な親御さんほどこの悪循環にはまってしまいます。
お気持ち、よく分かります。
私も指導者として、子どもと関わる中で同じような失敗を何度もしてきました。
子どもの心を開こうと話しかけるのに、話しているのは私ばかりで、子どもは聞いているだけ。しかもその内容が指導、説教なら尚最低というようなことがしばしば・・・(反省)
しかし、ある時、こんなことがありました。
ある男の子は、大人への不信感が強く、私のいる施設の職員にも心をひらいていない、いわゆる手のかかる子でした。
その日、私は、出張を終え、施設に帰ってきて、家に帰る前にその子に「帰ったよ」という意味で顔だけ出して帰ろうと思い、ただいまだけを言って、帰りました。
そして翌日、通常勤務のため出勤すると、
その子が、
「出張帰りなのにわざわざ挨拶をしに来てくれた。」
「長々と何か言わず、ただいまとだけ言って帰って行く姿がかっこよかった。」と言ってくれたのです。
それから、その子には、しばらくの間、時間を掛けてじっくり話をするのでなく、短い言葉を短時間でかけることを意識しました。特に「ありがとう」「助かっているよ」「頑張っているようだね」というメッセージを多くかけるように心がけました。
そうしているうちに、その子は徐々に私に心を開いてくれました。
この経験から私が感じた
今日お伝えしたいポイントのひとつ目は、
ということです。
何か話をしなきゃ、いいことを言わなきゃとプレッシャーに思うことはないのです。
話した結果、反感を買うこともあれば、短い挨拶で関係が進むこともあります。
また、よく
「いいところを見つけて褒めましょう。」と言われることがあります。
そう言われると、
「だめなところを発見するのは、得意なのに、人のいいところってなかなか見つけられないよな。しかも、褒めるだなんて、何言ったらいいか分からないよ。」
と感じるのではないでしょうか?
その時も、「褒めなきゃ」と肩に力が入ってしまいそうですが、
「ありがとう」「助かってるよ」「頑張ってるって聞いたよ」といった言葉でも十分褒める言葉になっているということに気が付きました。
なので、ポイントのふたつ目は
です。
「ありがとう」だかでなく、「おはよう」といった挨拶でもいいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私の経験が誰かの役お役に立てば嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?