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恋の備忘録

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3割惚気、7割恋の悩み。好きな人に対しての今の気持ちを、文字に綴って忘れないようにするための備忘録
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我が儘とヤキモチ【恋の備忘録】

[恋の備忘録n回目]  最近、以前に比べると圧倒的に恋の悩みが減ったよなと自分でも感じる。多分むこう――いわゆる「ガールフレンド」であり「彼女」のことだけどそういった代名詞を使うのがなんとなく嫌なのでこの言葉でその意味を指している――会う頻度が変わったから。  思い返せば、今までのむこうと自分の会う頻度は異常だったんだろうなと思う。お互い、電車で30分程度の隣町に住んでいるというのに約3か月に1度しか会わなければ電話も年に1度するかしないかの頻度でしか行わない。毎日メッセ

押し倒したいけど押し倒せない【恋の備忘録】

恋の備忘録。 先日、むこうこと私の彼女とお出かけをした。これまで数か月単位でのブランクが普通だったから、2週間ちょっとしか経たずに会うのは初めての事だった。だからと言って何か特別感を覚えたわけじゃなく、むこうに会う前の電車の中でのわくわく感はいつも通り。でも普段よりちょっと落ち着いてたかもしれない。 私たちカップルは周りから見たら超奥手系カップルで、付き合い始めてからの5年間でのキス経験はゼロ。別にそういう気持ちが無いわけじゃない。ただむこうがちょっとスキンシップに苦手意

好きな人には自分の全てを知ってほしい

いいところも、悪いところも、全部。 付き合うと言う関係になるとどうしても反射的に自分の悪いところは隠してしまいがち。もちろん普通に友人同士とでもそういうことはあるけど、でも恋人相手の時の方がよっぽど気を遣ってしまう。 一方で、相手の事を知らないのもとても大きな不安要素になる。デート先に選んだ場所が実はあまり興味ないと言われたらどうしよう、何の話をしてるときがむこうにとって一番楽しいのかな、そもそもむこうはどういうタイミングで会いたくなるのかな、等々。一緒に時間を過ごすから

むこうと久しぶりに通話をした。前回通話をしたのはいつだったか覚えてないぐらい、久しぶりに。 誘ったときは自分は断られる前提で訊いたけどそんなことは無かった。今まであまり通話とかしてこなかったからなんとなく誘いずらさがあったり、以前誘った際に断られたりしたからそれが若干トラウマのように残ってたんだけど、こういうのって実際に訊いてみないと分からないなと改めて実感。 通話をする前はすごく楽しみだったし、実際してる最中も楽しかったんだけど通話が終わってから自分はいわゆる自己嫌悪のよ

きみの「幸せ」を、僕は定義したくない

なんだこの小説の題名にありそうなタイトルは。こんなタイトルつけて駄文をつらつら書き綴ろうと思ったけど、これで小説を書くのもありなんじゃないか、なんて思った。あとこの記事は数日に渡って書いていたから内容的な被りとか飛びがあるかもしれないけどそこはご了承くださいませ。 余談と注意書きはさておき。 「きみ」っていうのは勿論"むこう"のことで。 「むこう」っていうのは所謂"彼女"のことで。 前にツイッターで話したけど、うちはむこうのことを彼女呼びするのが嫌い。たまに付き合って

年月を重ねること

「むこう」と付き合って5年目を迎えた。初めて出会ってからは5年と半年と言ったところか。 中学の体育祭が終わった秋ごろに転校生としてやってきたむこう。うちは彼女に一目惚れに近い何かを感じて、気になりつつもその事実に目を背け続けた。それと同時に自分は中々にひどい恋愛事情を経験した。そんな恋愛事情も紆余曲折ありつつ一段落(?)し、さらに数か月後、自分はむこうと付き合い始める。こうやって見ると中々のスピードだったな。 泥沼に近いような恋を通して、やっぱり自分が好きな人は「むこう」な

普通じゃないうちら

"むこう"と付き合ってもうすぐで5年が経つ。中3の6月に初めてお出かけをして、その出かけ先で告白したあの日から5年。高校受験、大学受験と2度の受験期を経験してきたけど1度も別れることはなく、周りからは「彼女さんとラブラブだね、幸せそうじゃん」と羨ましがられる。 もちろん、これは嘘ではないしむしろ本当の話だ。だから周りがうちらの関係を見て羨ましがる気持ちもわかる。でも実際はみんなが思っている程に順調なわけじゃない。自分には今も付き合い始めた頃も悩んでいることがある。 「お互

惚気と罪。

自分の恋愛観についての備忘録その1 大分前に某イラスト登稿サイトで見つけてずっと気になっていたコミックを数日前に買った。それを今日寝る前に開封して初めて読んだ。 内容は新婚夫婦が互いの関係を更に進展させようとするも上手く”事”を伝えられず中々コトを進められないというもどかしいけど甘酸っぱい恋愛ストーリー。自分で言うのもアレではあるけれど、ここに出てくる登場人物の性格がなんだかむこうと自分の性格と一致しているような気がして、だから余計に胸がキュンキュンしてしまった。 それは

好きな人は確かに魅力的で、そのひとと僕は所謂「付き合ってる」っていう関係だからその魅力にどんどん惹かれるしその魅力を他者に共有したくなる。 だけどむこうと直接関わりのない人にその魅力を知られるのが嫌だっていう気持ちもある。好きな人の魅力は自分だけが知っていたい、僕の独占欲。

疲れたなんて言いたくないよ、つらいなんて微塵も思わないよ 高校の時、本当に忙しくて、何度も失望して、自分をひどく嫌って、本気で死のうとした日があったこと 今の自分がつらいなんて言ったら、ボロボロになって耐えた当時の自分が無意味になっちゃう 疲れたなんて言わないよ、今の僕は幸せです

​自分は男の子として生きていることに罪を覚えているのかもしれない

別に女の子になりたいだとかそういうことは思わない。けど、世の中男女不平等というか男子がものすごく傲慢な生き物のように感じて、そして自分もその一員となってしまうことが非常に嫌だ。もちろん男女間の違いなんて生物的な面もあるし、それに関しては今更どうしようもないことではあると思うけど、でも文化的な面の方がやっぱり大きいと思う。 例えば家事。昔は「男は労働、女は家事」っていう時代があったけど今は段々そういう区別がなくなってきている。男の人だって、女の人だって働くのが当たり前。それな