はじめに
前回の記事でソフトバンクの孫正義さんが利用しているであろう、事業開発議論のためのプロンプトを紹介しました。
かなり好評をいただいているようですので、このプロンプトの修正版を作成しました!
ポイントは
・追加・改修をしやすいように整理
・アイデア出しのタスクを分離
です。最新版のChatGPTでも利用可能なことを確認していますので、ぜひやってみてください。
このプロンプトのすごいところ
特に1人で事業開発などをしている人にとっては、いわゆる壁打ち(この場合は提案もしてくれる)としても使いやすいです
ChatGPTの出力例
新しいビジネスモデルの提案
実際にサンプルのプロンプトを動かすと以下のような出力が得られます
オズボーンのチェックリストを使った提案
先ほどのアイデアをオズボーンのチェックリストで膨らませてみると以下の提案をしてくれます
プロンプト集
ここからは、今回使用したプロンプトを提示していきます。
前提条件:まず初めにGPTに指示をするもの
最初に前提条件を伝えておくことで、GPTの無駄な出力が減り、かつパフォーマンスもコントロールできます
事業アイデアを提案してくれるプロンプト
先ほどの前提条件のあとに、以下のプロンプトで事業のアイデアをそれぞれの専門家から出してもらいます
専門家を提案してくれるプロンプト
どんな専門家を使ったらいいかわからない!という方には、以下のプロンプトで専門家も提案してもらうようにしましょう
専門家のペアを作って新しいアイデアを出す
専門家一人一人よりもペアで議論した方がいいです。先ほどの新規事業のプロンプトに続いてペアを作って議論をしてもらいましょう
専門家を全員集めて議論させる
ペアもいいですが、全員を集めて議論することも重要です
オズボーンのチェックリストでアイデアを出す
オズボーンのチェックリストを使って議論をさせてみましょう。たくさんの観点でアイデアが出てくるはずです。
SCAMPER法でアイデアを出す
SCAMPER法もアイデア出しでは有効です。やってみてもらいましょう。
マンダラシートでアイデアを出す
大谷翔平選手も使っていたマンダラシートで議論させてみましょう
収益性の議論を行う
アイデア出しだけではなく、収益性の議論も重要です
アイデアを実行するための市場規模算定とGo To Market戦略
GTMもやってみてもらいましょう
最後に
今回は好評いただいていたプロンプトを修正する形で記事を作ってみました。ぜひみなさんの参考になれば幸いです。