ダメな自分を受け入れたところから始まった

数年前、瞑想を毎日するようになる前、私は頑張って頑張って、ヘロヘロになるくらい頑張ってでも足りないって思ってて「私はダメだ！」「もっとちゃんとしなきゃ」「頑張らなきゃ」ってやってて自滅寸前だった。努力もやりすぎると毒になる。ほどほどを知らずほんと疲弊してたっけ。

「あのね、明美ちゃんそんなことしてたらだめ！！目を覚まして！！」
確か当時心友に腕掴まれてそう叫んでもらったっけ。

むっちゃ懐かしい。

今はもう絶賛ご自愛なので決して無理はしないし、
健全な「がんばる」は好きだけど

自分が嫌がることは自分にさせなくなった。

その「頑張らなきゃ」「このままじゃダメ」が自然と解けていったのが今やってるELMの瞑想を始めて１ヶ月ほどでのこと。すごく自然に不思議な感覚だった。

瞑想って
「思考してはならない」
「雑念が湧いてはいけない」
「寝てはいけない」
静かに思考から離れて無になる時間と思われていることが多い。

瞑想は思考から離れ雑念が湧いてない状態のことを理想とするようだけど、そんなの時と場合によるわけで。

むっちゃざわざわと思考だらけのこともあれば、「寝てた？」と感じるくらい何も考えてないこともある。そして寝てるのと勘違いするくらい思考が鎮まってるとき「寝てしまってました」という方もいる（実際どちらかなんてどうでもいい）

瞑想の回数を重ねれば重ねるほど、毎回違うことに気づく。すごく静かで雑念が湧かない時もあれば、びっくりするくらい思考が静まらない時もある。

まだ終わらないの？タイマー壊れた？って思うくらい、長く感じる日もあれば、え？もう終わり？という時もある。

瞑想が
「思考してはならない」
「雑念が湧いてはいけない」
「寝てはいけない」
静かに思考から離れて無になる時間だとして

毎回の瞑想のたび「今日は良い瞑想だった」、「今日は悪い瞑想だった」とジャッジしていたら、きっと続かなかったと思う。

「どんな瞑想も大切な一回の瞑想」
と教えていただいたから一喜一憂することなく続けれている。
私は聖人君子じゃないし雑念だらけの凡夫。だからこそ瞑想してるわけで、素晴らしい人生をおくってらっしゃる人格者じゃないからこそ瞑想をする。

回数を重ねていくうちある時「今日の瞑想はざわざわしてたけど、昨日の瞑想は深かった。毎回違う。瞑想をいちいちジャッジしなくていい。」と肚に落ちる瞬間がきて、

「あれ？できてる時もできてない時もあるだけで、私は私なんだ」と、ダメな自分でもいいと自分を受け入れれたことから、人生が大きく豊かに変化し始めた。

ダメな私と思ってたけど別にダメでもなんでもないし、いい私って思ってた私も違う視点から見るとそれってどうよ？な部分もあって。

「私なんて大したことないなあ」って受け入れて「だけどまあ、よくやってるよ、うん」なんて誰も褒めてくれないから自分で自分を褒めちぎって労って。（そう誰かに褒めてもらうより自分で自分を認める方が断然効く。）

どっちの私も私だと思えるようになった頃から、取り巻く世界も豊かに変わって見えてきた。

あの頃、もう限界って時に瞑想を伝授してもらう機会を得た。ちゃんと私は私のために瞑想を準備してたのかも。あの状態じゃなかったら瞑想をやろうと思わなかったかもしれない。そう思うとやっぱり人生何があっても大丈夫って思える。

それは誰の人生もおんなじ。
私の場合は瞑想だったけど、ちゃんとその人に必要な「おかげさま」な出来事はそれぞれが人生に用意してるもの。（ELM瞑想もいいですよとても）

人間万事塞翁が馬
昔の人も言ってる。

全てはうまくいっている。

大丈夫大丈夫。

みなさま今日もご機嫌な1日を。

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