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自分のエネルギーを上げる・大丈夫を増幅させる。

みなさまこんにちは

憶測から離れたニュートラルな状態と
広い視野を提供することで
真の能力を引き出すコーチングと、
天然香原料で本物志向のお香を追求する

香と瞑想とコーチングの小林 明美です。


少し前に福岡県の八女市に行きました。
「ちょっと行ってみる?」くらいの感覚での日帰り観光。

八女について「八女茶」くらいしか知らない
なんの情報も持たずに行ったのですが

八女の「福島」という地域、
白壁の街並みが残っていて
小洒落たお店もいくつもあるようで
なかなかよい風情です。

時節柄なのでしょうか、
観光客も少なく、開いてるお店も少なかったのですが
こだわりのパン屋さんやお酒屋さんもあって楽しいところ。


その福島の街並みの中に
「堺屋」という旧家が公開されていました。
(2021年5月19日現在、5月31日まで休館中)

明治41年に八女市の福島に建てられた木下家の旧居“旧木下家住宅”。屋号を「堺屋」と名づけて酒造業で栄え、昭和63年に所有者・木下和夫氏から八女市に寄贈して一般に公開された。

後に住宅調査を依頼し、平成3年に個性ある地域づくり推進事業に認定。同年に修復整備工事を行い、平成6年に「離れ座敷」を市文化財として指定、平成10年には「一号倉庫」・「三号倉庫」を追加指定した。

初代・木下市右門氏から現当主の13代目・木下和夫氏に継承する歴史ある建物には、明治の軍人・乃木希典大将も訪れたという。

屋久杉の1枚板で作られた欄間や1,000本に1本という幻の黒渋柿の柱など、今では家屋の健在で手に入らない貴重な木材が使用。豪邸や敷地は昔の趣を残したまま修理工事を行っており、見事な離れや庭園などが見られる。

福岡県観光情報公式サイト堺屋(旧木下家住宅)より

ガイドの方がお部屋の中を案内してくださいました。

知識がないまま何がどう素晴らしいのか解らなかったと思います。
とにかく贅の限りを尽くして
こだわりにこだわり抜いた建物。

すごい!!です。


折り上げ天井は当時作れる大工がこちらにいなかったらしく
京都の宮大工に3年修行に出し、
技術を身に付けさせて作らせたそうで。

トイレは海外から取り寄せた柄物のタイル敷だったり。

欄間は当時の流行りの屋久杉の一枚板ですし、

廊下も桜の木を材に使ってますが
1本の木から作ってるからいまだに軋みが一切こないのだとか。
(歩いても全く音がしません)

床の間の床柱は黒柿の芯材。
これだけで4000万はするとのこと!

ってことはこの建物総額いくらだ・・・?
(想像する気が失せますw)


材も造作もこだわりにこだわり抜いた屋敷です。


ガイドの方の説明に圧倒されてしまって大興奮でしたw



そしてあれもこれもこだわりなのですが
この建物の主人はお酒屋さん。
お商売をされていた方の屋敷の離れです。

なので商売繁盛につながるこだわりが
これまたすごいのです。



床の間のある部屋の壁は「黒字」を願って真っ黒に塗ってありますし、

畳は「繁盛」にかけて部屋の畳が12畳半、7畳半って感じに全てプラス半畳敷。

縁起の良い初夢の「一富士二鷹三茄子」富士山や鷹、茄子を部屋の飾りに。


あまりお部屋の写真を撮ってなくて
ご覧いただけないのが残念ですが
このサイトだとお部屋の写真が見れます。


建物の外壁にも一富士二鷹三茄子が描かれてましたよ。
(これは写真撮ってた)

画像1

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この建物を建てた当主の商売に対する熱心な思いが伝わってきます。


験を担ぐ・縁起を担ぐ・ジンクス・迷信
科学的根拠に乏しいものですが

私たちは茶柱が立ったと言っては喜び
夜爪を切っては親の死に目に会えないと戒め、

いろんなこだわりを持つことがあります。


それに囚われて身動き取れないのは問題です。
冷静に全体を俯瞰できるニュートラルな意識は大事です。

その上でこだわることで自分の安心に繋がるなら
どんどん取り入れていいんじゃないかって思います。


私の周りにも
何かを始めるのに良い日、良くない日
こだわる方はたくさんいますが

その基準も同じじゃなかったりするのが面白いです。

その人その人でこだわるポイントが違います。


私たちの意識は焦点当てたものに当てられます。

黒壁を見て「よし黒字だ!」と思い
12畳半の間取りを見て「商売繁盛」を意識できる。

それで自分が安心できる。

それがあるから大丈夫って思えることで
自分のエネルギーを自分であげている。

大丈夫・大丈夫でいることで
安心を得ることができ

何事もうまく行っていると思うことができる。


「意識したことが現実になる」です。


少々の困難があったとしても
縁起を担いでるから大丈夫。

そう思えることで
現実も大丈夫になっていく。

嬉しい嬉しいの循環の中で生きることができます。


堺屋のこの建物を建てた当主さまの
縁起を担ぐことで得たエネルギー、
全身で浴びたような八女福島の「堺屋」でした。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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