シウマイをかんずりで
崎陽軒のシウマイ弁当で缶ビールをキュッといく。旅路、自宅問わずそれが出来た日は幸せだ。
昭和的でありながら、全く古さを感じさせない、飽きさせない、絶妙なバランス感覚を持ったお弁当。
シウマイとモチモチのお米。お供には助さん&格さんこと唐揚げ&焼き魚。ムードメイカーに甘辛いタケノコ。カマボコと卵焼きは安定感ある守備を見せ、紅生姜と昆布佃煮が前線の主役たちに華を添える。最後の砦、かりかり梅に謎のあんず。どの様に食べ進めるが正解か未だ最適解に辿り着けない。まさに弁当界のフェルマーの最終定理。もとい、魅惑のシウマイラビリンス。
最近のマイブームはシウマイにかんずりをのせて食べることです。新潟県妙高市で4年かけて作られるとうがらしの発酵調味料「かんずり」。これが結構万能なんですね。豚しゃぶ、鍋全般、餃子、みそ汁などなど。西の柚子胡椒、東のかんずり。甲乙着け難い食の友です。