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35歳無職(二児の父)

現在の私の肩書きだ。なかなか悪くない。
次の仕事が決まっているので期間限定にはなるが、何にも所属していない状況というのは高校卒業以来初めてじゃないだろうか。無職透明。
日課のジョギングも心なしかゆっくりペースで、春休み中の子どもの朝ごはんに何を作ろうかしら、などとぼんやり見上げた枝には桜の花がびっしり。老いも若きも心を奪われ、しきりに携帯電話でシャッターを切っている。
何だかんだ日本で暮らす人たちは心が豊かよなあ、花を愛でる感性がDNAに刻まれているんだろうか。などと考え、呑気の極みと化していたのが今朝の私である。

さて、桜といえば花見。花見と言えばお酒。桜をつまみに麗かかな酔いを楽しむとしたらやはり日本酒であろう。そこで私のお勧めするお酒はこちら。
「群馬泉 超特選純米」
埼玉県の島岡酒造さんのお酒です。山廃仕込みという昔ながらの製法で仕込まれ複数のヴィンテージのお酒をブレンドされている懐深くてスムースな飲み心地、上質な旨味で温度帯も選ばない、「ナイスミドル」なお酒なのです。おつまみが用意できるなら、珍味、乾き物はもちろんのこと、蕗味噌、冷奴に生姜をたっぷり乗せたやつとか、そら豆にパルミジャーノかけたやつとか、とんでもなく相性が良い。発酵系の旨味も受け止める器の広い酒なので、チーズかじりながらなんていうのも最高です。

どこかでお見かけになりましたらぜひお試しいただきたい銘酒です。

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