それでもスパゲッティが食べたい。
ダイエットとは、太るより早く痩せること。つまりカロリーの収支をマイナスに傾けることに決め手があるわけですが運動だけで痩せるというのは、かなりハードルが高い。
そもそも放っておけば徐々に太っていく状況の収支はプラスに傾いており、仮に1ヶ月に1kgずつ増量していたとすると脂肪1kgの熱量が7000kcalなので1日あたり約230kcal過剰なエネルギーを摂取していることになる。この230kcalをジョギングに換算すると例えば70kgの男性の場合3.5kmの走行距離が必要な計算となる。
1日3.5km走ってようやくイーブン。それも毎日毎日である。たい焼きくんだって嫌になっちゃうのだから、これは一大事。しかも、月に1kgずつの減量を目指とすると毎日7.0kmのジョギングが必要な計算になる。有酸素運動のみで理想の愛されボディまで辿り着く道のりの峻険さがお分かりになるだろう。
と、なれば。効率的減量の為には食事制限をかける事が必要となってくる。1日230kcalの摂取を控えれば、走った分だけ痩せる計算だ。ごはんに換算すれば茶碗大盛り一杯分。ごはん大盛り一杯分、、、。言うは易しだが想像するだけでひもじさに気が滅入り、心が摩耗し痩せた気分になり、結局パスタでも茹でようという気分になる。困ったものである。
さて、パスタ食べたくなった場合わざわざスーパーマーケットへは行かず「ありもの」でなんとかしたいのが人情というもの。そんな時に重宝するのが、なんで家にあるのかよく分からないスープの缶。これをパスタに絡めるのが簡単です。
おすすめはチャウダー系。バターを温めて薄切りの玉ねぎを焼いていく。雰囲気を見て、ウインナーや、ベーコン、ツナ、ミニトマトなどを加えて軽くあおったらスープを投入。軽く煮詰まった段階で茹でたパスタを投入。上から乾燥パセリなどを散らすと浪漫が増します。
ダイエットの荒波に揉まれ泳ぎ疲れ、いざパスタ。という気分に急に襲われた際には試していただきたい一皿です。