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インフラ老朽化で産業が救われる?!

どうもです、Yuji (@Ynglish1)です。
先日、HR系の会社のインターンシップに参加し2025年について深く考える機会をいただきました。政府サービスに余剰が生じ、情報通信・サービスや卸売・小売業に著しく人材不足が起きると。日本の人材インフラはどのように展開していくのでしょうか。

ところで、インフラ (infrastructure) と聞くとなにを思い浮かべるでしょうか。IT用語辞典によると、

インフラとは、基盤、下部構造などの意味を持つ英単語。一般の外来語としては、道路や鉄道、上下水道、発電所・電力網、通信網、港湾、空港、灌漑・治水施設などの公共的・公益的な設備や施設、構造物などを指すことが多い(社会インフラ)

とあります。

インフラは私たちが生活する上で切っても切り離せない大切なモノです。人と人を繋げるメディアでもあります。インフラ業に従事している人々に感謝すべきだと再認識するのは、私たち人間がインフラに不便を感じる時くらいでしょうか?

インフラは完璧ではない

皆さん、2012年にインフラ老朽化が原因で起きた事故を覚えていますか? 2012年12月2日08:03、中日本高速道路会社が運営する中央自動車道笹子トンネルの東京側1050m付近で、天井が約140mに渡って落下し、死者9人・負傷者2人を出した事件。そう、その後に国土交通省が発表した言葉は「事故前の点検や維持管理は不十分であったと言わざるを得ない」ここから分かるようにインフラは常に完璧ではないということ。この事故をきっかけに、社会におけるインフラの老朽化に注目が集まったのです。(以下: 事故発生後深夜の現場)


**建設後50年を経過する社会資本の割合 **

国土交通省ページより添付-2013)
こうなってくると、心配なのは未来の話。2013年の国土交通省のデータを見てみたいと思います。

なんと20年後の2033年には、約67%の道路橋が建設後50年後を経過する。建設年度が不明な約30万橋あるというから不安です。

インフラ老朽化で産業が救われる?!

こうした中、老朽化の問題に着手しようとする新興産業も少なからず存在します。電気・ICT(情報通信技術)・精密機械・サービスといったこれまでインフラの世界には足を踏み入れていなかった産業が姿を現します。

ヤマト運輸が、自治体と組み道路の状況を知らせる活動を開始したように、民間の会社がインフラに貢献するようになってきました。 驚くべきアイデアですよね! (日本経済新聞

余談になりますが、2025年に向けて幅広い産業の人手不足を解消するために、「副業」を推める動きが見えてきているらしいです。自分がこのヤマト運輸の件で感じたのは、「少ない負担・ささいな注意」でもしかしたら人手不足を解消できるのかなということ。運転手が(この道路、削れてるな...)と察すれば、それを自治体に知らせる。インフラ老朽化と地域社会の再生に希望を感じます。

参考ページ

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/笹子トンネル

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/笹子トンネル天井板落下事故

http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/yobo1_1.pdf

https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/ict/

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO78257560Q4A011C1000000

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外資系専門商社でBtoB, BtoG営業をしています。さまざまな社会問題や身の回りに起きた出来事を発信しています。「新しいモノ・コトで人々の生活を豊かにする」