中年男性がTwitterから離れてnoteに移った理由
Twitterって本当に楽しいですか?
「おいおい!いきなりnoteで何言ってるねん!そんなん面白いに決まってるやろ!!皆やってるんやから!!」
SNS慣れした若年層の方々にはきっと楽しい場所だと思います。
新しい情報が次々と流れてくる、今流行っていること、今起きていること、今一番呟かれているトレンド。
インスタグラムのような写真中心のおしゃれなキラキラ感に馴染めない我々のような中年男性にとってTwitterは手軽に情報収集が出来る上、趣味のことや仕事の愚痴なども吐き出しやすい場所。
Twiiter利用者の平均年齢も上がってきている昨今、私のようにSNS慣れしていない人間がいる一方で、中年男性の中にもTwitterが楽しくて夢中になってる人も多いと思います。
しかし私は最近、色々な状況を考えてTwitterからnoteに発信の場を変えました。
元々たいした発信力も無い人間なので外部的には何ら変わることはありませんが自身の内面的に感じたこと、変わったことをごく普通の中年男性目線で書いてみたいと思います。
中年男性の皆さん!Twitter疲れになってませんか?
■中年男性である私のスペック
・年齢は50歳代 良く言えばアラフィフ 悪く言えば人生折り返し地点を過ぎた人(笑)
・ごく普通のサラリーマン 休みは基本土日
・家族は妻と子ども2人
・趣味は競馬とか音楽聴くとか
・・・めっちゃ普通(笑)
■Twitterを始めたのは
競馬の趣味垢中心でその他の好きな事を呟く場としてtwitterを始めたのが2018年12月でした。まぁ年末で暇だったのでしょう(笑)年末競馬で盛り上がる中、自分の競馬予想理論に自信があったのでそれを披露したいという承認欲求もあったはず。今考えれば恥ずかしい限りですが・・・
■Twitterを始めた目的は何だったのか
しかし当初Twitterを始めた時の目的は「趣味のことを呟き、趣味が同じ気の合う仲間を数名作って語り合いたい」そして「自分が使っているデータが素晴らしいのでそれを普及したい」だったように記憶しています。
私は元々交友関係は広い方ではなく、むしろ”狭く深い”関係を作り楽しみたいタイプ。友達100人できるかなとかあちこち顔が広いとか有名人と知り合いとかそういう類の自慢をする人を逆にかわいそうに・・・と思うような性格。
■Twitterで感じた限界
Twitterでもそこそこ趣味の話が出来る仲間が増えたある日、競馬仲間から私が報告した的中馬券の内容について、何故人気馬を消せたのか理由が知りたい!というような要望があり、それならば自分が使っているデータを基にしたオリジナル馬券術?を披露する、という流れに。
オリジナル馬券術・・・というほどでもないけれど、自分で研究して編み出した方法っていうのは、私にとっては自分の分身みたいな、身体の一部みたいな、大げさに言うと自分の子どもみたいな存在。
それを少しでも多くの人にTwitterでわかりやすく伝えようと頑張りましたが、基本文章力が皆無のオジサンでは140文字という文字数制限の中で簡潔にまとめることは不可能。
そのためまずは馬券術を長い文章に書き起こし、書き起こした文章を要所要所ぶった切って、説明用の画像を付けて、それでも長いからと文章を添削して、下書きに書き分けていたが何故か消えてしまって・・・などと苦労した結果7個ぐらいのツイートになったのかな。それを少しでも読みやすいようにと投稿の少ない時間帯を選び連続投稿。
幸いなことに投稿した馬券術は競馬仲間にも喜んでもらえて、関係者の方のリツイートにより沢山の方に目を通してもらい、沢山のコメントやいいね!やフォロワー数という形で反応が返ってきた。
・・・しかし私の心はずっとモヤモヤしていました。
■いいね!やフォロワー数が欲しいからTwitterを始めた訳ではない
私のような中年社会人男性は貰ったコメントに対して律義にそして丁寧にコメント返しをしたくなります。仕事柄そういう習性の生き物なんで(笑)
時間をかけてコメントのやり取りをして、さて、それではいいね!やフォローしてくれた人のところにご挨拶に伺おうかと思い、ふと考えてしまった。
「この中に本当に私の馬券術に興味を持ってくれて、私と繋がりたいと思ってくれている人はどれくらいいるんだろう」と。
当初の目的では少人数でも趣味を語り合える仲間が欲しい、だったけどその目的を遥かに超えた人数に対して、今までの仲間と同じような関係性が維持出来るのだろうか?
答えはNOだった。
私にはそんな暇も時間も無い。
沢山の方と交流したり意見を交わしたい思いはあっても
それをすれば自分の時間が無くなるか
軽薄な内容になるかのどちらか。
■自分の文章をぶつ切りにした罪悪感
そしてもう一つ投稿した時に感じたモヤモヤ感の原因は、自分の分身のような存在である馬券術をまとめた文章をぶつ切りにした罪悪感だった。
めっちゃ例えとしては悪いが
「自分の分身をバラバラに切り刻み、それを流しそうめんみたいに流した」
って感じ・・・わかるかな?
私とTwitterで繋がっている方はTLで流れてくる分身(ツイート)を繋げて読んでくれたかもしれないが、Twitterのような情報が垂れ流しになる場所、流しそうめんが流される竹のような場所(Twitterのタイムライン)では、それ以外の人はおそらく全部を繋げて読まず、流れてきた頭とか手とか足(表現が気持ち悪くてすみません💦)しか拾わず、書き手の想いとかは伝わらないまま消化され終了。それは私としては非常に残念なこと。
自分が使っている良いデータのことがちゃんと伝わっていないもどかしさ
そして時間が経ち過去になってしまった呟きは、そのまま発掘されることも無く消え去るのみ。
”今(イマ)”の情報が最も価値が高く
たとえ優れた情報でも”過去”になれば価値を失う場
それが私が感じたTwitterの世界でした。
■書き手である私の想い
私は自分が書いた拙い文章も
noteに投稿するようになって始めたお世辞にも上手いとは言えないイラストも
それは自分の分身一つ一つなので愛したいし
万人に評価されるより、ほんの一握りでも本当に必要と思っている人に届いて欲しい
と思っています。
そして直ぐに消費されるネットの世界で"過去"になってしまった分身もいつかそれを必要とする人に見つけてもらい、その人の手の中で輝いてくれたら嬉しい。
■Twitterにはそれ以外にも嫌いな部分が
140文字にまとめるためこちらの意図しない受け取られ方だったり、大多数を相手にしているためコメントが軽薄になる人、見たくもない事件のRT、他人の手柄をさも自分発信のように語る人、他人の懐事情を探ったりする人など、、、まぁ色々居ますわ(笑)
自分にとって有益な情報、見たい情報がその他雑多な情報に流されていくことも嫌いなところ。あとで探すのもTwitter上では探しにくい。
なのでそんな情報を見るのが苦痛になったので今はTwitterは鍵掛けてほったらかし状態。いずれアプリも消そうと思ってますがどうせ見ないので放置でも良いのかな。
■Twitterからnoteに移行してきて感じたこと
noteを始めたのは私の愛用しているストライド競馬新聞の安井代表に色んな馬券術的な発表の場としてnoteに書くのはどうですか、と声を掛けてもらったのがきっかけ。
そんな些細なきっかけでもnoteで書いてみると楽しい。競馬の話をメインに、と思っていたがココを発信の場としてマイペースで色んな好きなことを書いてみるのも面白いな、と思い徐々にシフトチェンジ。
そして少しTwitterから離れてみて感じたことは
単純にプライベートの時間が取れて充実!
最近実家の母親が体調を崩したため一緒に過ごす時間は貴重だと尚更感じる今日この頃でもあるし。(このことはいずれ書いてみたい)
そして家族と過ごす時間。
自分も歳をとり、子どもたちも成長した現在
一緒に過ごす時間の貴重さに気付けて良かった!
だって家族で過ごしている時間に親がスマホばかり見ている姿って客観的に見て格好悪いと思いませんか?
我々中年男性はこれまで仕事に追われ気付きませんでしたが、これからは”今(イマ)”を追いかける時間より”居間(イマ=家族との時間)”を過ごす時間を優先させるべきだと私は思います。
若い方と違い自分のような年齢の者には残された時間は圧倒的に少ないはずですから。
Twitterに夢中になると朝起きてから夜寝るまで、仕事中も移動中も友達と会ってる時も休みの日に家族と過ごしている時も、常に見たくなるし何か気になる情報があれば呟きたくなる。何かに追われているかのようで自分のペースでは無く他者のペースに合わせているような感じ。それって幸せなの?
noteだと自分の好きな時間、好きなペースで見たり書いたりできる。毎日見ること書くことを強要されないので自分の優先したいことを優先してその合間に書きたくなれば書く。(私は寝る前の時間に書くことが多い)何か気になることがあれば見る、というマイペースが保ちやすい。そしてなにより即座の反応を求めていないから自分の投稿にいいね!が付かなかろうがフォロワーが減ろうがお構いなし(笑)
風船に着けて飛ばした手紙みたいにいつか誰かに届くかなぁ~ぐらいの緩い気持ちで投稿する。そのほうが今の私には幸せじゃないのかな?
■自分の時間は有限、幸せを感じる価値観は自由
色々書きました。長文になったので途中で読むのが面倒になった方、すみません。若くてまだまだ自分の生きる時間がたっぷりある方には響かない内容だったと思います。
私のようにある程度年齢を重ねて、自分の親と過ごす時間、家族とのなにげない時間が何よりも貴重で幸せだと感じた方、今まで忘れていたけど気付いた方に少しでも届いて欲しい!
そう思って今日も私の分身たちをネットの世界に投げてみます
今日もまとまらん内容やわー!(笑)
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