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「嫌い」を上回る熱量があるか

オリラジあっちゃんの「Youtube大学」を見ていたとき、継続って大事なんだなって改めて思った。そして継続し続ける時に大事なことが、どれだけ熱量をもってできるか。なぜ熱量が大事なのかというと、好きなことの中には、沢山のめんどくさいことが隠れているからだ。

そのことについて、実体験を例として書いてみようと思います。


好きは何から生まれるか

僕は、小学校から12年間サッカーをしていた。今もフットサルを月2〜3回くらいしている。Youtubeでもよくサッカーの動画を見る。それくらいサッカーは好きだし、高い熱量をもってやってきたと思う。ただ「サッカーをしていた12年間、ずっと楽しかったか?」というと、NOとはっきり言える。大事なのは、トータルしてサッカーは好きだけど、その中にいくつもの嫌いな要素も含まれているということだ。

サッカーは90分のスポーツだ。高校でも70〜80分はある(大会によって違う)。ただ、80分間ずっと自分のプレーができるかというと、そうではない。理由のひとつは、体力の問題。80分もあると、途中から100%で走れなくなり、ボールが足につかなくなったりする。この問題を解決するには、体力をつけるしかない。試合で思うようにプレーができるように、ランニングをする。じゃあ、ランニングをしている時、楽しいか?というと、全然楽しくない。むしろ嫌いだ。むちゃくちゃしんどい。逃げたくなる。それでも続けるのは、体力がついて、試合で自由に動けた方が楽しいからだ。試合で勝つ喜びを味わいたいからだ。筋トレだって、嫌な先輩との上下関係だって、監督に怒られることだって、圧倒的格上との試合だって。嫌だと思う要素はたくさんある。それでも、熱量を注ぐだけの魅力を知っているから続けられる。

恐らくYoutuberだってそうだろう。ネタを考えること。動画を編集すること。コメントであれこれ評論されること。全てを楽しいと思えている人はいないのではないだろうか?
それでも、熱量を捧げるだけの魅力を見つけてしまって、その数%の「好き」が、その他多数の「嫌い」を蹴散らして続けられる。
実はみんな分かっているはずだ。嫌いなことを避けてイチローにはなれない。ヒカキンにはなれない。だから嫌いを凌駕する「魅力」を見つけて、総合的に「好き」だと感じることを続ける必要がある。

じゃあ、この「魅力」ってどうやって見つけるのか?
どうやって熱量って生まれるのか?

それは、スキル環境だと僕は思っている。

 

能力と環境

サッカーの技術が全くないのに、サッカーをやるのが好きなヤツはほとんどいない。お遊びのワイワイサッカーではなく、そこに熱量を注ぐことができるヤツは、それなりのサッカースキルをもっている。

じゃあそのサッカースキルを身につけるにはどうしたら良いか?
それが、レベルに合った環境と、評価を実感できる環境だと僕は思う。

全然サッカーをやったことがない奴が、いきなりサッカーの強豪校で練習をすることを想像してみてほしい。一瞬でサッカーが嫌いになるはずだ。「あ、俺には無理だ」って。

また、サッカーに試合がなかったらどうだろうか。ひたすら練習のみで、他のチームより強くなっているのかわからない。実感できる評価がないものは、なかなか熱量を持って続けづらい。

だからこそ、まずは自分を知り、自分のレベルにあった環境を見つける。友達でもいい。ある程度のスキルがつくまで、一緒に切磋琢磨できる仲間。そして、その継続を後押しする評価があるか。ランニングで言えば、タイムでもいいし、順位でもいい。ある程度スキルがついてきて、向上心が出てきてたら、もう少し上のレベルに挑戦すれば良い。スポーツの良いところは、この環境が勝手に用意されているところだと思う。社会人になると、そのような環境を自分で見つける必要がある。

最初は、ちょっとした好奇心で良い。
やってみて、同じレベル感で切磋琢磨できる仲間を見つける。できれば、自分よりちょっと上のレベルがいるといい。手が届きそうで手が届かない、でも目指したいと思える存在がいると、ライバル心が駆り立てられる。その環境を利用して、スキルを磨く。スキルがある程度つき、熱量が出てきたら環境のレベルを上げる。

切磋できる仲間。評価の見える仕組み。

色んな物事でそれができれば、たくさんのスキルが身につき、仲間も増え、仕事がどんどん楽しくなるのではないか。
その仮説のもと、今日もいいねやフォロワー、切磋琢磨する仲間を継続の力にし、noteを更新していきます。

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