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「起業はメンタル」、いや「選択」です

 起業の最後はメンタルで決まる、と言われます。確かにやるかやらないかの判断は自分で決めますから、不安を打ち消せる精神状態であることも必要です。

 それには、事前の準備をし尽くし、メンタルの比重を軽くすることが成功の近道と思われますが、実際にはそれでも踏み切れないものです。

 最後にスイッチを押せないという事であれば、何らかのエラーが発生しているのです。

 なぜ、起業を選択するのか?
得たい結果の手段として、起業を選択することが必要だとの確信が無ければスイッチは押せないのです。

 必要なことは、起業のための準備ではなく、仕事で得たい結果にはどのような方法や選択肢があるのかを準備の前に手にすることです。

 自由が欲しいのなら、会社を辞めればすぐにでも得られます。
しかし、それではダメですよね。自由の後に、何を得たいのか?

 人に使われたくないのであれば、自分の想いだけで作成した商品(サービスも含)を世に出せばいいでしょう。売れても売れなくても良ければ、いくらでも実現できます。

 しかし、最低限の経済的な見返りを得なくては、真の独立、自立とはなりません。

 起業と言う選択肢の最後はメンタルとして片付けるのではなく、起業の選択でしか、自分の幸せ(精神的/肉体的/経済的)が得られないとなった時、メンタルではなく、選択をしていることになるのです。

 起業はメンタルと思い込んでいるだけなのかも知れません。実際はそれを選択することに合理性があったからなのです。

 選択への合理性が、必要なのです。

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