大切なお知らせ「ケアとまちづくり、ときどきアート」は今月末で終了します。
2019年1月からスタートしたこのマガジン。「長崎二丁目家庭科室」「ほっちのロッヂ」を手がけたさとこさんこと藤岡聡子さんと「YATAI CAFE/モバイル屋台de健康カフェ」「ケアとまちづくり未来会議」の活動をするもりもんこと守本陽一の共同マガジン。
「ケアとまちづくり、ときどきアート」と題して、ケアとまちづくり、ケアとアートの好事例やノウハウなどを紹介してきました。病院や施設の中で従来のケアだけを行うのではなく、街に出て活動する医療者やそれを支えるアート、建築関係者の後押しになればという想いで月4本ずつ執筆してきました。
執筆開始から9ヶ月がたち、マガジン購読者も常時30名以上の読んでいただけるようになりました。コメント付きでSNSでシェアしていただいたり、マガジンライヴで読んでいただいる皆様からの想いや意見を聞いたりすることが、とても励みになっていました。本当に嬉しかったです。
一方で、月4本のマガジンを書き続けるのも、なかなかの労力だったりして。どこかで区切りをつけることも大切だと考えるようになりました。そこで、今月末に終了するにあたって、なぜ終了するのか、そして、今後のマガジンの行方、ケアとまちづくり、ケアとアートの方向性について、書いていきたいと思います。
①ケアとまちづくり未来会議との関係性
そもそも、このマガジン「ケアとまちづくり、ときどきアート」はどういう経緯で始まったのか。ふと、僕が学生時代、社会人になってから見てきた素晴らしいケアとまちづくり事例があって、それを紹介したかったのが、ひとつ。ツイッターに投稿すると、結構反応があって、意外と関心がある人が多いんだと感じて、活動する人のドライブになればと考えました。
もうひとつは「ケアとまちづくり未来会議」の存在。先日、このマガジンで紹介したのだけれど、1年以上前から、家庭医や建築家の方々とケアとまちづくりをする人たちの学会みたいなものを作ろうという話をしていました。もちろん聡子さんも協力するよーと二つ返事で答えてくれました。そして、無事、終了。
実は、ケアまち会議は、2018年6月から企画していて。まだその頃は、コミュニティナースがちょっとずつ名前が知られるようになってきたかなってきてないかくらいの頃でした。病院の外で活動する医療者が一人で頑張っていてもいつか潰れてしまうし、ノウハウや悩みを共有できる場があればと思っていました。そしてその会議の前に、noteでも交流できたらいいなぁと思っていました。ケアとまちづくりの実践例の良さ、エモさなどを因数分解しながら、読み手と、一歩先の理想のケアとまちづくりを考えていく。noteマガジン「ケアとまちづくり、ときどきアート」はそういった形で始まったのです。マガジンは30名以上の方に購読いただき、ケアまち会議はケアとまちづくりする活動をする医療、アート、建築関係者が100名も集まりました。マガジンを読んでいた方も何名も参加いただきました。ケアとまちづくり未来会議が無事終了し、活動をする人が増えてきたという意味では、マガジンの目的は無事達成できたと考えたのが、マガジンを終了する一つの理由です。
②思考を深めるタイミングだった
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