「THE FIRST SLAM DUNK」応援上映レポ@3/21
昨年12月3日に公開し、大ヒット上映中の「THE FIRST SLAM DUNK」。先週初めて開催された応援上映に運良く参加できたので、レポートをまとめます!
※映画の内容に触れるため、ネタバレにはご注意ください。
■まず伝えたいこと
最近よく「推し」という言葉を耳にすると思います。それほど推し活(推し文化)が浸透しており、さまざまなものがアイドル化しています。スラムダンクもしかり。
そのため、応援上映の"応援"には「選手を元気づける、支援する」という本来の意義のほかに「胸のうちに秘めていた思いを声にする」という意味合いも含まれます。「頑張れ!」「ディフェンス!」などの掛け声以外に「かっこいい!」「○○じゃん!」など、普段心のなかで思っていることを口にします。
したがって"本来の意義の応援"をしたい人には不向きだなと感じました。かなりモヤモヤした気持ちになるかと……(実際にそういう人をSNSでみかけました)。
それでもいいからその場の雰囲気を味わいたい!と思う人や、むしろライブみたいにたくさん声を出したい!という方は楽しめると思います。
ちなみに日本より先に韓国で応援上映が開催され、そちらのレポをみる限り韓国もなかなかの熱狂っぷりですね。海外での公開も続々と決定し、映画館での上映はまだまだ続きそうです。
■持ち物
入場時にもらったものと、持参したもののふたつご紹介します。
①入場時にもらったもの
HOW TO 応援上映
メガホン(湘北、山王の計2個)
横断幕ステッカー(もらえるとは思ってなかった、びっくり)
メガホンは自分で組み立てます。半円状で、たたいて音を出す感じ。
組み立てるのに少し苦労しました。なかなか入らないし、解体するのもちょっと難しいです。
もし組み立てずに保管したい方はクリアファイルか、少し大きめのカバンを用意すると良いでしょう。
②持参したもの
ペンライト(キンブレ)
ぬいぐるみ
ペンライトは無地のものを持っていなかったので、某ジャニーズのグッズで代用(赤と白に光ればいいかなという発想)。
とくに何事もなかったので、お手元にあるもので大丈夫です。前方の席だったので正確ではありませんが、6割くらいの人がペンライトを持参していました。ちなみにほぼ赤色(=湘北)でしたね。
あとは某キャラのぬいぐるみを持参し、抱っこしながら鑑賞しました。
ほかの方はタオルや湘北ジャージなどの公式グッズのほか、うちわや横断幕など自作したであろうグッズを持ってきていました。ひとり参戦で陰キャのわたしは誰にも話しかけられませんでしたが「みんなすごい!!」と感激。
流川親衛隊がいたのにはびっくりしました。映画には出てこなかったからね……可愛かったなぁ。
■どんな感じ?
おおまかにいくつかピックアップします。
・予告から元気
上映前の予告から元気でした。その状況に思わず笑ってしまったし「予告から盛り上がる感じか!」と度肝を抜かれました。
コロナ渦で声出しが制限され、みんな遠慮してしまうのではないかと思っていたのですが杞憂でしたね……。「こりゃ面白くなるぞ」とこのとき確信しました。
・OP、EDで盛り上がる
OPとEDはリズムに合わせてメガホンをたたきました。OPは選手たちが現れるとその人の名前を叫びます。(「ミッチー!」など)
開催日が三井の日だったので、三井に対する声援が大きかったように感じます(三井の人気っぷりは凄まじいので、日にちは関係ないかもしれない……)。
EDはサビの掛け声部分?で声を出しました。ライブ大好きなわたしにとっては最高の空間でしたね……!
余談ですが、わたしはOPのLOVE ROCKETSを聴きながら湘北メンバーの気分で道を歩き、山王メンバーの気分で階段を降りています。
・画面に映るものを叫ぶ
キャラクターの名前以外にも、画面に映るものを叫んでいておもしろかったです。まさかカラスにまで反応するとは……。
ちなみにこれは初っ端からです。初っ端とはどこからかというと「東宝アニメーション!」「ダンデライオン!」「集英社~~!」からです。
そりゃ叫びたくなるよね、わかるよ……。素敵な作品を作り上げてくれて、本当にありがとう。
・応援もするよ
"本来の意義の応援"もします。誰かがシュートを打ったら「入れ!」と願うし、リョータがゾーンプレスされたときは「頑張れ!いけ!!」とみんな応援していました。
シュートが入るとかなり盛り上がります。ここは本当の試合を観戦しているようでしたね。
花道がリバウンドを連発し「まずは点差を10点台にするぞ!」「おうよ!」とリョータと会話した後、湘北ベンチの応援シーンが映ります。そこではベンチ組といっしょに「いけいけ湘北!おせおせ湘北!」と声を出しました。
(そのあとすぐ山王の「ディーフェンス」がくるので、どうかみなさんよろしくお願いします)
・花道のシュートは静寂
試合時間残り9.4秒。ここはどうなるのだろうと気になっていました。
結論、花道がシュートを放ったところから流川とのハイタッチまでは誰ひとりとして声を出しませんでした。それまでは応援したり、心の声が漏れたりしている感じです。
「左手は添えるだけ」のシーンもほんの2~3人で、ほとんどの人は静かに見守っていました。
音が消えるところは静寂であってほしかったので、そこはみんなと同じ思いでよかったです。
■個人的に面白かったところ
挙げたらキリがないので、面白かったところをいくつかピックアップします。(順不同)
あそこでちゃんと歯が落ちるもんね……。原作での初登場歯抜けミッチーはいつみても元気が出ます。
流川の「そんなタマじゃねーよな」はキャーーーーー!!!だったのに、三井がシュートを放った瞬間スンッて静かになった。思い返したらめちゃくちゃ面白い。静かにします。
あの山王工業高校で1年からスタメンってどういうこと?本当に「マジで?!」だよ……。
原作履修者があぶり出された瞬間。「魚住!」もおもしろかったです。
わたしもずっと思っていたので「これ全国共通なんだ……!」と少し嬉しくなりました。リョータのケーキの食べ方、特殊すぎやしないか?
本当に最高。友達になりたい。
■チケット争奪戦に勝つためには
4/2の追加上映は全国47都道府県で開催されますが、場所によっては前回と同様、倍率は高いと思います。
そんななか、どうやってチケットを獲得するのか。わたしは回線と運がカギを握ると思っています。
一般的な映画と同様、抽選ではなく先着販売です。抽選だと運頼りですが、先着販売は回線がしっかりしている人ほど勝率は上がると思います。そのため、できる限りネットワーク環境の整えてチャレンジしましょう。
ただ、いくら回線が強かろうがそのなかでの争いに負けてしまうこともあります。なので運も大事です。諦めたらそこで試合終了なので、最後まで戦いましょう。心に安西先生を……!
↑小中高生への学割や赤ちゃんと一緒に鑑賞など、スタッフ様の配慮が本当に素晴らしい。感謝感謝です。
⬛︎最後に
せっかく参加するのであれば、楽しい時間を過ごしたいですよね。
そのためには、みんなが楽しめるような空間作りが大切になると思います。礼儀をわきまえ、自分がされたら嫌なことはしないようにしましょう。
追加応援上映もそれぞれの会場が盛り上がり、素敵なひとときになりますように!
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