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「なんのために?」を見つけたいっていう話

まず懺悔をする。

営業を頑張ればとりあえずどうにかなるとおもってた。

実際は、自分なりに頑張ったところで限界がきてそこを乗り越えることができなくて、ひとりですすり泣くみたいな無駄な時間だけが増えた。引き上げてくれるような人間関係も構築できなかった。

そもそも明確な上司なんて弊社には存在していなくて、私の面倒を見てくれるような人もいない。いや、うそうそ。いるよ。勿論いるけどさ。

そもそも面倒みてほしいなんて思ってること自体が甘えな気がしてきた。

とにかく、わたしの場合に関しては、涙の数だけ強くはならなかった。

一番辛かったのは 

「とりあえず」営業を頑張ったら「いつか」報われる

といった
あまりにも不明確な目標の存在だった。

とりあえずってなんだ?いつかっていつの話?
ゴールが無いと、終わりがないとやり抜けないし意味を見出せないって気付いてからが本当の地獄であった。
逆に言うと、営業職だったから地獄に気づくのも早かったのかもしれない。

なぜならば、クライアントとの商談の際に、
「いつ」までに「どんな状況になっていたい」のか?と、夢・ビジョンを明確にさせていたからだ。 これがめちゃくちゃ大事。

そしてここで気付く。
あれ?じゃあ私の夢ってなんだ?
知能指数が1上がった瞬間だった。

本を読んだり年上の人と話す機会が増えてからは、「いつ」までに「どんな状況になりたい」かを明確にしてから逆算する方が楽なのではという思いがメキメキと育ちはじめてきた。

だから、私はどうしたいんだろう?何が幸せなんだろ?て思った時に何も浮かばなくて!
やばい!ノーライフ!ノービジョン!
かなり焦りはじめている。

小さい頃の夢は、イラストレーターになることだった。漫画家になりたかった。絵を描きたかった。ポスターのデザインを考えたりするのも好きだった。
幼少期の私にとっては生活の一部だったから。

だから、それが結局は将来の夢なのかな、グラフィックデザイナーを目指すのもいいかもしれないな〜と思ってちょっと片足突っ込んだりしてる。でも独学だから少しずつしか進まなくてもっと時間かけたいよね。

でも、こういう仕事がしたいって軽率に口にすると「なんで?」って聞かれることめちゃくちゃに増えた。好きだからっていうと冷笑される。そんなんじゃダメだよってとりあえず否定される。
わかる。いいたいことはわかる。好きなものはその時々で変わっていくから。好き嫌いで仕事をするのは続かないのはよくわかる。

だから、「なんのために」「グラフィックデザイナーになる」のか、ここをね、ちゃんと明確化しなきゃいけないっぽい。
ここがボヤけるってことは、わたしがやりたい仕事はデザイナーじゃないのかもしれない。そもそも「なんのために」が不明瞭だからそこから潰さなきゃいけないのかもしれない。

いろんな価値観があるなかで、わたしは、「仕事は自己実現のためにするもの」という見方をしている。
いやいや、自己実現てそもそもなんなんだ。
自分でどんな意味だからわかってんのか。わからん。雰囲気。はい、ここの時点で立ち止まる必要がある。一旦止まってください。

ちなみに、
大体の悩みの原因は主語がデカいかららしい。
解決策を考えるためには悩みを分解してみる。

つまり、「悩んでる」と「考える」は別で、「考える」に時間を使う習慣を付けた方が良いよ。ということ。

デカい主語まみれだから、そこを一つ一つ咀嚼していくのが第一歩。考えるの苦手だから大変だけど、ここが腑に落ちないと多分今後も同じ場所で躓くし、何してもつらい。だからこそ今やらなきゃな。
ノリで生きてきたツケが今ここにキテる。

そういえば七月で異動になる。
今月末にじっくり時間とったり人と喋ったりしながら少しでもここを解決に近づけたいね。

現場からは以上でした。

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