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唐辛子の健康効果

唐辛子は中南米を原産とするナス科植物の果実から作られる香辛料で、
コロンブスが新大陸から持ち帰って以来、世界中に普及したとされています。

日本でも古くは戦国時代から使用されていた記録があるそうですが、
最近のエスニック料理の普及や「唐辛子ブーム」で
消費量が増えています。

インドやタイなどの国で日常的に唐辛子が使用されているのは
皆さんご存知だと思います。

夏の暑い時期に食用を増進し、発汗を促し、夏バテを防ぐ効果があると
言われています。

こうした健康効果は、唐辛子に含まれる「カプサイシン」と呼ばれる
辛味税分の作用だと言われています。

口腔粘膜や腸管粘膜にはカプサイシンの受容体が存在し、
少量のカプサイシンは口腔内や食堂が適度に刺激されて唾液の分泌が増え、
食欲も増進されます。

その反面、大量に唐辛子を食べると、粘膜や舌に灼熱感を感じ、
粘膜が傷つき、涙が出たり、鼻水が出たり、痛みを感じたりします。

辛い料理のブームが続く中、イタリアのポッツィッリにある
IRCCS研究機構の疫学部門、マリアラウラ・ポナッチオ博士の研究チーム
による研究の成果が注目されています。

定期的に唐辛子を摂取している人は心臓発作や脳卒中の発症リスクが低く
健康長寿の傾向があると言いました。

ポナッチオ博士の研究チームはイタリアのモーゼ地方での
大規模な疫学集団研究であるモリサニ研究に参加した健常イタリア人の
成人男女2万2881人を対象に、唐辛子の摂取頻度と死亡率との関連性を
平均8.2年間にわたり、追跡調査しました。

その結果、唐辛子を週に4回以上習慣的に摂取している人は
唐辛子を摂取していない人に比べて、総死亡リスクが23%低いことが分かりました。

内訳としては、
心臓病が34%
虚血性心疾患44%
脳卒中61%
それぞれ死亡率が低かったそうです。

地中海式ダイエットは魚やオリーブオイルの摂取が健康に良いと
解釈することもできますが、地中海式ダイエットで使用される
最も一般的な香辛料が唐辛子だと、ポナッチオ博士は強調します。

追跡調査では、さらに、
高血圧がない人で唐辛子の健康効果が顕著に認められたそうです。

唐辛子の摂取量が増えると、塩分摂取量が減少することが知られており、
唐辛子の健康効果として「減塩」が間接的な要因として作用していると
考えられています。

香辛料を使用した料理で健康効果が期待できるかもしれません。
普段のお料理に入れてみてはいかがでしょうか!

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