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よく分かる【アンガーマネジメント】

人の感情は大きく「喜怒哀楽」の4つに分類されます。

よく「アンガーマネジメント」と言う言葉を耳にしますが、
「怒」怒りの感情は決して悪いものではなく、
必要な感情として元々備わってます。

怒りを感じるのは仕方のないこと、必要な感情なので
アンガーマネジメントしないといけないからといって
怒りを感じること自体を全て否定する必要はなのです。

アンガーマネジメントとは
怒りをコントロールしようとするものではなく
怒りを感じる前にできること・怒りを感じた後にできること。
が中心となっています。


アンガーマネジメント

「怒り」と言う感情そのものをコントロールするのではなく
「怒り」を感じる前後の状態をマネジメントする。

・怒りを感じる前:自分を見つめる
→小さなイライラや気づきが怒りになる前に、自分の状態を把握することで
 無駄なイライラや不要なことで怒らないよう最小限に抑えることができます。

・怒りを感じた後:理性的な対応
→「怒り」という感情に振り回されないようになることが目的です。

怒りは感じてもいいの?

そもそも「怒り」とは
防衛感情とも呼ばれており、自分の身を守ることを前提とした感情。

「怒り」を感じ、防衛反応が起こることで
自分自身や自分が大切にしているものを守ることができます。
怒りを感じている時こそ、自分が普段何を大切にしているのか、
自分にとって何が優先順位が高い事なのかを知る大切なチャンスなんです!

なので、「怒り」自体が問題なのではなく
大切なのは「怒り」を感じた後どうするのか?が大切です。

怒りが生まれるメカニズム

「怒り」を「ライター」に例えて説明します。

ライターで着火する際
火打ち石をバチッと回して細かな火花を散らします。
火花が散ったところにガスを送り込むことで炎が燃え上がり
着火することができます。

怒りに置き換えた時、火打ち石をバチッと回すのは
自分が信じる「○○するべき、○○であるべき」と言う「べき」が
裏切られたと感じる時。

例:時間は守るべき、上司はこうであるべき、部下はこうであるべき、、、
など、あげればキリがないほどそれぞれが思う色々な「べき」が存在します。

「理想」は自分にとってとても大切なもの。
その大切な理想が裏切られるということは、
大切なものがキケンな目にあっていると感じ、怒りをもって守ろうとします。

しかし「べき」を裏切られただけでは、大きな怒りにはなりません。

大きな怒りになるためには、ライターでいう「ガス」が必要です。
・辛い・苦しい・悲しい・不安・焦り・・・などのマイナスな感情
・疲れた・体調が悪い・睡眠不足・・・・・などのマイナスな状態
が、大きい=ガスが沢山ある

「べき」が裏切られた時に怒りの火種が生まれ、
そこに、マイナスの感情やマイナスの状態のガスが送り込まれることで
大きな怒りの炎となるのです。

「べき」を知る

何度も言いますが「怒る=悪」ではありません。

ただ、必要以上に怒ったり、
負の感情に振り回されたりすることが問題なのです。

必要以上に起こりたくなければ
1、「べき」が裏切られる回数を減らす
2、マイナスな感情・状態を小さくする
ことが大切です。

自分の中にある「べき」を知ることが上記1、2の達成を
助けてくれます。

「べき」というの無意識の領域なので
意識的に自分の考えや言葉の中にある「べき」に気づくことが必要です。
「べき」「はず」「当たり前」「普通」などに置き換えても良いでしょう。

「普通はさ」「当たり前でしょ」「常識だよ」などなど、
無意識に何気ない会話の中で多く登場しているかもしれません。

「べき」を緩める

自分の中にある「べき」に気づいたら、
それを緩めることができないかを考えてみてください。

「べき」について、自分の中で許せる範囲を決めるのです。

「時間を守るべき」という考え方一つにしても許容範囲はそれぞれ違い、
・10分前には来ている
・時間に間に合えばいい
この場合だと後者の方が範囲が広いと感じるかと思います。

しかし、なんでも許せるようにならなければいけない訳ではなく
自分の中で譲れないもの、許してはいけないと思えるものは守っていく。
自分の中で許せるものは許容範囲を広げ、緩めていく。

許容範囲を緩める際に「せめて」と言う言葉が便利です。
「せめて」:自分が許せる最大の範囲を示す言葉
「せめて5分前には着いてほしい」など
「せめて」を使って許容範囲を広げてみてください!

相手を理解したければまずは、

相手を理解するために相手のお話を聞くことはとても大切で貴重なこと。
しかし、真っ先に取り組んでほしいのは
「自分との対話」

相手を理解したければまずは自分を理解することから。

自分のことを聞くこと
・何をしたいのか・どこへ行きたいか・何が喜びか・何が悲しみか

自分のことを理解している人は相手のことも理解しやすい傾向にあります。
自分のことも分からない人が誰かを理解するのは非常に難しいのです。

自分自身は最も身近な存在です。
「自分との対話」を大切にすることで相手からも大切にされたりもします。

生きづらさを感じることも多い現代ですが
もっと気楽に風通しの良い日々を過ごしていきましょう♪

ぜひ実践してみてください☺️

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
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