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開脚して大丈夫?其の②

前回の続きとなります。

チェック結果

・両骨盤前傾
・XO脚気味 (内股に見えるが、下腿が外向き)
・胸式呼吸
・股関節内旋可動域があり過ぎる
 股関節外旋可動域が極端にない(安楽座しにくいとイコール)
・お尻の筋肉を使う感覚がない


この方はテニスをされており、プレーのことでお話を伺ったところ
・重心が高い(重心の下げ方がわからない)
・力強く打てない(力が抜けていて客観的にはよく見える)

という方の安楽座、開脚の改善について
となります。


無理に可動域増やさず、骨盤のハマりをよくするために行ったことは、、、
いつも通りの呼吸のトレーニングです。


チェック結果より、骨盤前傾、胸式呼吸という点があるので
まずはここから修正して、骨盤ポジションニュートラルを目指しました。


身体の過度な緊張等はなかったので、呼吸トレーニングすんなり行えました。リポジションという言葉を使うのですが、左右の骨盤の歪みをとると感がえると分かりやすいです。


普段使えていないもも裏、腹筋などの筋肉を活性化させることで良いポジションに骨盤を戻せました。


この状態でヨガの際に気になる安楽座をしてもらったところ
いつもよりはやりやすいとのこと。


お尻が使えない

このリポジションできた状態であれば、股関節のハマりがよくなっている状態と考えれます。
この状態を保つために、お尻の筋肉を活性化させようとしたのですが、、、

全くお尻を感じないとのこと。

よくクラムシェルと言われる動作ですが、このようなエクササイズをやってもお尻を感じられませんでした。

長年使っていなかったので、使い方がわからないと言った感じです。


テニスの際、重心が落とせないというのは
胸式呼吸(空気が胸に多く入るので重心が高くなる)
ということもありますが、このお尻をうまく使えないというのが大きな制限だと考えられます。

力強く打てないというという点でも同様のことが言えると思います。

スクワットの姿勢もチェックしましたが、女性に多い内股姿勢で支えるため、膝で支えるイメージが強く、股関節が使うイメージがありませんでした。


そもそもお尻が使えなくなった原因としては
骨盤前傾で股関節が内旋したせいだと考えられるのでその原因を取り除くことが大切です。
(さらに骨盤が前傾してしまったのは、呼吸が浅いから
 呼吸が浅くなってしまったのは日常のなにかしらのストレスだと考えれます)


この日のうちにお尻を明確に感じることは残念ながらできませんでした。
全く感じないというところから、多少は感じるようになりました。


ここまで来て、ようやく股関節を外旋方向にするよなストレッチ要素を行いました。ストレッチというよりは最大可動域で股関節を使うようなエクササイズです。

実際行ったのはこの動画のエクササイズではありませんでしたが、同じような意図のものをこないました。

其の後、安楽座していただいたところさらにやりやすさが増したとのことでした。



この方の課題は、お尻の筋肉をしっかり使えるポジションに骨盤を保ち、其の状態でお尻を使えることです。

お尻が真に使えるようになれば、過剰だった股関節内旋可動域にも変化が出てくるはずです。
(少なくとも自身でコントロールができるようにはなるはず)

1セッションそこまで行くまでは出来ませんでした。
が、主訴に対する原因と改善策は明確に打ち出すことができます。


開脚したいからといって、、、
じゃあストレッチしましょう!
と無理やり足開きしていませんか???

しっかり自分の身体をチェックした上で、身体を変えたい方は
身体のチェックを行わなくてはいけません。
ベグサイズフィットネスで体験お待ちしております!




新座のフィットネス ベグサイズフィットネス

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