天眼流’ @“働き方改革”のひとつのモデルケースになりそう


◆ こんな人生は最高でしょうね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 職人 78歳で入社、90歳正社員 シャッター製造支える ⇒ http://bit.ly/2Cyrkgf    20歳のころ、ハサミや包丁の溶接を主とする工場を自ら設立。長年、家族で経営してきたが、海外の安い製品の台頭で需要が減り、65歳で会社を畳んだ。   その後は、赤羽や錦糸町など都内各地をバスで回って散策するなど、リタイア後の生活を気ままに楽しんでいたが、12年前、知人から「年齢に関係なく新規雇用をしている」と現在の会社を紹介され、再び働き始めた。金具を作る作業は手作業のため、平久さんの長年の経験と勘が生きている。


◆ リタイア後の趣味の生活は、実は、退屈なもののようです。

 私の知人にも早期退職や定年退職した人も多いのですが、しばらくは自由になった時間でパチンコやゴルフなどに精を出しても、じきにそんな生活がつまらなくなるものらしい。[#趣味の生活]
 その種の趣味にはけっこうお金がかかることも多いもの。お金もかからず頭と体を適当に使うような趣味でもあれば良いのでしょうが、それがある人はむしろ少数派。
 私の知人に限定すれば、一度リタイアした人の大半が何らか方法で仕事に復帰しています。派遣でやっている人もいれば、以前の仕事のツテで嘱託のようなかたちでやっている人もいます。


◆ 多くの人は、仕事を通じて自分を成長させ、やりがいも感じていると思います。

 年金だけでゆとりある生活ができれば問題ないのですが、仕事をしなければゆとりある生活ができない現実もあります。でも、多くの人は、決して嫌々仕事をやっているわけでもないと思います。
 基本的には、その仕事が好きだからやっているはず。嫌々やるような仕事なら、すぐにやめてしまうと思います。[#好きでやる]
 まぁ、お金が必要ではない状況の人ならボランティア活動などに精を出しても良いと思いますが、やはり、お金の報酬も大きな動機づけのひとつの方策になります。
 それは、これまでの、“ワークモチベーション理論”が証明してくれています。いわゆる“期待理論”と言われている多くの研究です。


◆ 諸々の意味で、この“平久守さん”の生き方はひとつの理想を示してくれています。

 平久守さんは、私が“いのちがかがやく生活文明郷”のビジョンで示したことを具現してくれたようなものだと思いました。(→ 注1)
 それに加えて、もうひとつうれしいことは、平久守さんの生き方が多くの国民に共感されている点。多くの人が平久守さんのようになりたいと思っていると感じました。
 私がミクシィに平久守さんを紹介した記事に対するコメントを投稿したら、何と1日で800人以上の人から“イイネ!”が来ました。私の投稿としては新記録。
 わが国は、長年の政策的不手際で極端な“働き手不足”になりました。そんな状況を打開するには、平久守さんのケースは“働き方改革”のひとつのモデルケースになりそうです。[#働き方改革]

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●(注1)  “いのちがかがやく生活文明郷”のビジョンについては、2007.2.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→ http://bit.ly/1lsxD8A


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