共感工房 “戦争には特需がつきもの”

◆ 要するに、“戦争で儲かる国もでてくる”という現実があるということ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ IMF委、共同声明出せず 中東・ウクライナ巡り見解に相違 ⇒ https://x.gd/C36tm ■

 国際通貨基金(IMF)は19日、中東とウクライナ情勢を巡る見解の相違から国際通貨金融委員会(IMFC)の共同声明を取りまとめることができず、紛争がもたらす経済的リスクに対する認識を示す議長声明を代わりに発表した。

 議長声明は「ウクライナの戦争、パレスチナ自治区ガザの人道危機、紅海の海運の混乱などの戦争や紛争で、世界的なマクロ経済と金融が受ける影響について討議した」とし、「IMFCは地政学や安全保障の問題を解決する場ではないとしながらも、このような状況で世界経済が重大な影響を受けるとの認識を示した」とした。

 IMFC議長を務めるサウジアラビアのジャドアーン財務相は記者会見で、世界経済の地政学的分断は総じてマイナスの影響をもたらしているとしながらも、こうした傾向の一環として起きている供給網の多様化で一部の国が恩恵を受けているとの認識を示した。


◆ 日本も、かつて、朝鮮戦争で大儲けすることが出来ました。

 それは、“朝鮮特需”と言われました。朝鮮特需とは、朝鮮戦争に伴って在朝鮮アメリカ軍、在日アメリカ軍から日本に発注された物資やサービス需要のこと。[ #特需 ]

 具体的には、土嚢用麻袋、軍服、軍用毛布、テントなどに使用される繊維製品が中心だったらしい。

 他に、前線での陣地構築に必要とされる鋼管、針金、鉄条網などの各種鋼材、コンクリート材料、骨材(砂利・砂)など、さらに、各種食料品や車両などの修理等だったとか。

 日本は戦後の混乱期の中、朝鮮特需のおかげで経済的には大きく潤ったのでした。

 まぁ、日本は、太平洋戦争の敗戦国なのでアメリカ軍からの爆弾や武器などの注文はさすがになかったと思いますが、要は、戦争をすれば儲かる人たちも少なくないのです。


 戦争には、そんな面もあることを忘れてはいけません。戦争は“正義”が云々の問題だけではないのです。[ #正義 ]

 ちなみに、現代の戦争では、儲かる人たちの筆頭はアメリカの軍需産業の人たちです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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