天の邪鬼’ @“脳”は勝手に休みたがるものなのだと思います


◆ そんな感じになってしまうものでしょう。

~~< 以下 引用 >~~   ■ アングル:ロボット化の「痛み」、最先端工場に戸惑う米労働者 ⇒ http://bit.ly/2D6R30Y     キラキラと輝く清潔な環境で、肉体労働は軽減されている。だが、57歳のビアリングさんにとって、新たな業務は単調な長時間労働に思えた。1日中、コンベヤーに部品を載せてロボットに送り込むだけなのだ。


◆ 1日中単調で同じ作業の繰り返しは、人間は耐えられないのだと思います。

 “フォード・システム”と言われていた昔から、コンベアーなどを利用した繰り返し作業は労働者を悩ませていました。要するに、“単調作業”の問題[単調作業]
 この問題は、産業用ロボットが世の中に普及しはじめた頃からの課題。まだ、上手な解決法はできていないようです。
 私は、人間が一切関与しない“完全自動化”されない限りはダメだろうと思っています。人間は、長時間の単調作業には耐えられないのです。[完全自動化]
 そんな視点から、AI(人工知能)の産業ロボット界への展開に期待したくなります。[AI]


◆ “頭の良い人間”は注意力が持続できない。

 単調なことの繰り返しは、“頭の良い人間”には注意力が続かないものらしい。妙な言い方ですが、むしろ、頭の良くない人の方がそんな作業にむいている。
 学生時代に“人間工学”の教授から聞いた話では、“踏切番”の仕事は知能指数の低い人でないと無理だとか。語弊もありますが、頭の良い人だと務まらないそうです。
 学生時代の同僚の“ワークデザイン”を専攻していた友人は、作業のやり方に変化をもたせたりBGMを流したりすると作業ミスが減るなどの研究をしていました。[ワークデザイン]


◆ 私も、最近、そんなことを経験しました。

 今の派遣先の工場の作業にもそんなのがある。作業の肉体的負荷は軽いが30分もやっていると居眠りする。立ち作業でも、そんな離れ業(?)ができるのが人間です。
 状況に正直に反応する私の脳は作業中に何度もうつらうつらになって、“ハッ”とすることがありました。まぁ、不良が出るだけで、大きな事故にはならないのが救い。
 “集中力だ”などと叱咤激励しても、無理なものは無理。そんな現象は、脳が自分の出番ではないと勝手に休もうとしてしまうのだと思います。
 人間の脳とは、そういう風にできている。だから、逆説的に言えば、人間の脳はやり方によってはいくらでも鍛えられるのだとも思います。[人間の脳]


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