天の邪鬼’ @久しぶりにひとつのピークを制覇してきました


◆ 昨日、5月9日のブログで予告していた“鷹取山”に行ってきました。

 鷹取山に登頂したのは高校以来。約50年ぶり。やはり、低い山でも、ピークを制覇すると気分がいい。達成感のようなものがあり、下界を見渡すことができる。
 高良山から鷹取山を通って星野村まで抜けている“耳納スカイライン”は、予想していたとおり、小型バイクのツーリングには最適でした。[#耳納スカイライン]
 でも道幅は狭く、舗装はしてありますが舗装状態が悪く、部分的にコンクリート舗装のところもあり、山道に慣れていない人は車で行かない方が無難。
 車でも行けますが、ほとんどが尾根筋の道で、“ナイフリッジ”のようなところも多く、けっこうスリルがあります。もし道路わきに高い木々がなかったら怖い。
 途中の眺望の良いところにいくつも“夏目漱石の句碑”が設置してあり、“ハンググライダー発進基地”などもあって、それなりに退屈はしません。


◆ 人にはほとんど会いませんでしたが、頂上には先客がひとりおられました。

 同年輩の男の人でおにぎりを食べておられました。聞くと、その人は毎週3~4回登っているとか。もちろん、徒歩で登ってくるらしい。
 私も徒歩が嫌いではないのですが、歳をとって足腰が弱くなると徒歩はしんどいし、私の目的は“森林浴”。なので私はバイク。車よりは空気を感じられて数倍も気分が良くて、清々しい。[#森林浴]
 鷹取山の頂上は802メートルで、下界より4~5度は気温が低い。私は薄手のブルゾンの下にダウンベストを着て行きましたが、下界は暑くても山ではちょうどいい。


◆ 不思議なことですが、山では誰とでもすぐに仲良くなれます。

 その人とも初対面でしたが話が弾みました。その人は“浮羽高校”出身とか。私が高校の当時、私の地区では、浮羽高校の登山部は私の出身校の八女高校の最大のライバルだった高校。
 その人は登山部ではなかったそうですが、仲の良かった友だちが登山部でインターハイに出場したとか。その人も、定年退職を機に、山登りに目覚めたらしい。
 その人は登山道を徒歩で登るそうですが、自転車やジョギングで車道を登る人も少なくないそうです。
 空気が澄んでいれば、鷹取山の頂上からは有明海や雲仙などもきれいに見えるとか。でも、最近は中国からの“黄砂”や“PM2.5”などで、そんな日はめったにないという。
 山好きには気分のいい人が多く、山では誰とでも“仲間”のように話せるようになり、じつに楽しい。[#仲間]


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