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題... 豪華クルーズ船の船旅は危険がいっぱい?

◆ 豪華クルーズ船は意外な盲点でした。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 香港でもクルーズ船足止め 日本人2人も下りられず ⇒ http://bit.ly/2uoLtXP     香港の衛生当局は、5日に帰港したクルーズ船の乗組員約30人が体調不良を訴えたとして、乗客・乗組員約3600人について検疫が終わるまで下船を許可しない措置を取った。   香港の日本総領事館によると、日本人2人以上が含まれている。1月に乗船した乗客3人が肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに感染していたことも判明したため。


◆ わが国の横浜の港にも同じ目にあっているクルーズ船がいますが …

 私も憧れている豪華クルーズ船の船旅ですが、その夢のような船旅の乗客たちは、とんだとばっちり。でも、考えれば、そうなるのは避けられません。
 高い料金を払って世界中を“物見遊山”気分で遊んでいたつもりが、船に“隔離”される格好になってしまいました。[ #船に隔離 ]
 狭い船に隔離されれば、新型肺炎に感染するリスクは極端に高くなり、隔離されている期間の費用もバカにできないはず。その費用は誰が負担するのか?
 一般乗客は、複雑な気分だと思います。とにかく、一日も早く船から降りたいところ。でも、それは難しい。


◆ 豪華客船とは言っても、各部屋は狭く、空調も近代的病院のような隔離するための空調があるわけでもないので、ウイルスには感染しやすい。

 何しろ、3000~4000人が同じ食堂で食事をしたり同じ劇場その他に集まって楽しめば、もし、ウイルス感染者がひとりでもいれば、すぐに人にうつります。
 狭い閉鎖的な空間は、こういう場合、危険が大きい。それは、私たちも、“SARS”が流行した2003年にホームページでも警告しました。[ #SARS ]
 そして、“陰圧病室”などが不足しているベトナムの逆転の発想も紹介しました。[ #陰圧病室 #逆転の発想 ]
~~< 以下 引用 >~~[→ http://bit.ly/2RZ2MI1 (SARS 重症急性呼吸器症候群 2003.6.1 井上透)]     その点、ベトナムのSARS制圧に成功したバクマイ病院でのユニークな対応は注目に値します。   WHOが推奨する陰圧病室・個室がなかったので、ベッドを同方向に並列させて対面式をなくし、窓を開けて陽光を受け入れ風通しを良くして換気を重視したのが画期的です。   伝染病と聞くとすぐに「汚れた空気と共に患者を閉じ込め隔離しよう」と考えたくなりますが、「外気を入れてウイルスの拡散を促し繁殖を抑えて感染力を弱める」という発想の転換が効を奏しています。人権にも配慮した低コスト対策だと言えます。
 まぁしかし、3000~4000人もの大勢を隔離観察するような施設はないので、客船内の隔離観察でガマンしてもらうしかないのかもしれません。


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