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題... “正気の沙汰”とは思えません

◆ 私も、ニューヨークタイムズ紙と同じ意見です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 乗客下船も「本当に大丈夫?」と米紙は懐疑的 日本の対応はどのように報道されたか ⇒ http://bit.ly/32chVJB     2月19日、横浜港に停泊中の大型クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスの乗客の下船が始まった。2週間の検疫を終え、下船が許されたのは陰性判定だった乗客443人とされている。   しかしアメリカのメディアは、この「佳きニュース」に水を差すムードだ。   同日付けのニューヨークタイムズ紙は「Japan Lets Cruise Passengers Walk Free. Is That Safe?」(日本はクルーズ船の乗客を解放。これは安全なのか?)という見出しの記事を発表。下船について「世界の大部分は、安心しているとは到底思えない」と報じた。


◆ 日本の当局は、COVID19ウイルスの感染力の強さを“なめ切ってかかっている”。

 中国での騒ぎの様子を見ていれば、このウイルスは、ただ事ではないということは素人でもわかる。私は、どうしてなめてかかるのかが不思議なのです。
 その証拠に、ダイヤモンド・プリンセスに事務的な調査で派遣された政府の係員があいついでウイルスに感染していることでもわかります。専門家とは思えない失態です。[ #専門家が感染 ]
 中国の当局者をバカだと思ってはいけません。感染が国中に広がってしまったのでは取り返しがつかないから、必死の対応をしました。
 中国当局も、はじめのうちは事実を隠蔽しようとしましたが、隠蔽できないとわかってからは強権で封じ込めるやり方に変えました。それは、正解でしょう。
 このウイルスは、“感染力”としてはこれまでのウイルス以上に強くてしたたか。細心の注意が必要なのです。[ #感染力 ]


◆ やはり、アメリカの当局はこの種の危機管理に手慣れているが、日本の当局の危機管理能力はお粗末の極み。

 日本の当局も、この種のことに不慣れということは自覚していると思います。
 ということで、今回の騒動には、“新型コロナウイルス感染症対策専門家会議”なるものを設置したようですが、どうやらこれも“御用学者”の集まりの印象。[ #御用学者 ]
 安倍政権が掲げる重要政策の“インバウンド振興”に当たり障りがないよう忖度してくれる人たちを集めた気配。彼らは、国の安全より、ことを大げさにしないことが最優先の人たちでしょう。
 原発関連の対策会議などと同じ手法に感じます。自分の考え方に都合のいい人ばかりを集めて、“衆知を集めたフリ”をするのです。[ #衆知を集める ]
 こんな人たちが集まっても、どうせ、本来の危機管理はできません。[ #危機管理 ]
 10日以上前の検査で陰性だった人を、解放前の再検査もなしで市中に開放するなど、私から見ても、“正気の沙汰”とは思えません。バカじゃなかろかと言いたい。
 こんな対応をしているから、日本はアメリカの当局から“渡航注意”の国に指定されてしまいました[詳細は→ http://bit.ly/2SNWUlz。オリンピック開催も危ない。

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