天眼流’時事放談 @鈍才バカボンコンビも仲たがいの感じ


◆ まぁ、そんなところでしょうね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「安倍晋三、昭恵夫妻のせいでなぜ、俺が…」と怒る麻生財務相の後任選びが難航 ⇒ http://bit.ly/2FK3u7o     「安倍政権は今年度の予算が成立した段階で、財務相を交代させる算段で動いているが、肝心の麻生さんは『(森友疑惑は)俺は関係ねえ』と周囲にぶちまけ、『なんで、安倍晋三、昭恵夫妻のせいで俺が責められ、辞めなくちゃいけないのか』とはらわた煮えくりかえるほど怒っているようです。安倍首相も処遇に困っているようです」   「麻生さん自身は『俺がいなくなったら、安倍政権は倒れる』と周囲に話している。


◆ 私は、嫁も管理できないだらしない安倍首相も、自分のカッコをつけることにしか関心のない麻生大臣も大嫌い。

 私はこのふたりに“鈍才バカボンコンビ”というニックネームをつけていますが、このふたりは、こと相性という面ではピッタリだと思っていました。(→ 注1)
 このふたりはバカボンの点では同じでも、気質タイプとしては正反対。タイプの違う両者がコンビを組み、上手に補完し合うことができれば、各々の力の何倍もの力を発揮できます
 でも、ふたりの間がギクシャクしてきたら、もうダメでしょう。


◆ 内閣も、同じ目的に向かって進むひとつの組織です。

 組織論の創始者のバーナード氏は、組織を“協働体系(cooperative system)”と定義し、“組織は同質な者よりも異質な者が集まった方がより効果的”だと指摘しました。[#組織論]
 それを知ってか知らずか、小泉純一郎氏などは、必ずしも仲が良くない人もやる気があれば大臣に抜擢していましたが、不祥事などを起こせばスパッとクビにしていました。
 私は、自分が首相になれた大恩人の田中眞紀子氏(→ 当時の外務大臣)を内閣の秩序を乱したということで即クビにした決断力に恐れ入ってしまいました。トップはこうあるべき。
 安倍首相にはそんな器量とか断固とした決断力のようなものもありません。[#器量]


◆ 漫才もボケとツッコミの掛け合いで成り立っています。

 一方がボケれば、すかさず一方がツッコミます。だから、退屈しないし、テンポよく話を進められます。映画の世界でも、組織というものはそんな姿に描かれています。
 “七人の侍”も“荒野の七人”にしても、それぞれ別の特技を持った個性の強い人たちの集まりでした。同じ人たちではおもしろくも何ともないし、大勢の相手には勝てません。
 異質な人たちが集まれば、7人で数十人もの相手と対等に戦えるのです。[#異質な人たち]
 まぁ、安倍首相と麻生大臣の場合、そこまで深くは考えていなかったと思います。たまたま、政治屋としての両者の目先の目標が同じだっただけなのでしょう。
 ともかく、もう、このふたりには“うんざり”です。一日も早く、政権の幕を下ろしてほしいと思います。

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●(注1)  安倍-麻生コンビが“鈍才バカボンコンビ”ということについては、2018.3.11のブログ 『あとは政治家たちがきちんとした始末をつけること』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2Iz6p0G



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