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題... アメリカの発想は問題も多い

◆ アメリカも、ウクライナなどにうつつを抜かしている場合ではなかろうに …

~~< 以下 引用 >~~   ■ 半世紀前の不発弾、今もおびえる暮らし ベトナム戦争「被害」最大のラオス【地球コラム】 ⇒ https://is.gd/wtniZf ■

 後発開発途上国に認定されるラオスは、世界で最も激しい空爆にさらされた国でもある。米軍がベトナム戦争さなかの1964~73年に実行した空爆は58万回以上。9年間にわたり8分に1回、爆弾を投下された計算だ。その多くは爆発しないまま着弾。ベトナム戦争の終結を定めた73年の「パリ和平協定」調印から半世紀を経た今も、住民は不発弾におびえる生活を送っている。

◎死傷者5万人以上

 ラオスに投下された爆弾は200万トン以上で、人口1人当たりに換算すると世界最大だ。この中には2億7000万個のクラスター子弾が含まれている。このうち3割は爆発しなかったとみられ、推定8000万個がベトナム戦争終結後も不発弾として残された。

◎おもちゃと勘違いし…

 英NGO「地雷顧問団(MAG)」の推計によると、ラオスでは今も大ロンドン市の面積に相当する1600平方キロに不発弾が眠る可能性がある。MAGが昨年、除去したのは15平方キロにすぎず、危険な土地で気の遠くなるような作業が今も続いている。

◎被害逆手に土産物

 かつて空爆を受けた地域では、厄介者の不発弾を逆手に取った商売も行われている。シエンクワン県ナピア村の未舗装道路の両脇には「スプーン製造」と表示された小屋が並ぶ。その一つをのぞくと、不発弾の残骸を使い、土産物を製造していた。

◎洞窟で374人犠牲

 爆撃による悲劇は不発弾だけではない。シエンクワン県のピウ洞窟は68年11月24日、米軍機のロケット弾攻撃を受け、内部に避難していた住民374人が犠牲になった。ラオスでは「記憶の日」として伝えられる。


◆ ラオスも、ベトナム戦争の甚大な被害者だったのですね。

 私はベトナムのことはかなり関心を持っていましたが、“ラオス”に対しては全然知りませんでした。[ #ラオス ]

 アメリカは、ベトナム戦争では、ベトナムだけでなくラオスに対してもとんでもない破壊活動をしていたらしい。アメリカの“人道”への認識はその程度だったということでしょう。

 アメリカは、日本中をB29の“焼夷弾”で焼け野が原にしました。 ベトナム戦争では、ベトナムとその周辺国にB52でとてつもない量の爆弾を投下しました。

 ロシアーウクライナ戦争で使われているロシア軍のミサイルや爆弾など、アメリカのお金にまかせた“絨毯爆撃”に比べれば可愛いもの。[ #絨毯爆撃 ]

 アメリカには、ウクライナやロシアがどうこうの前に、まずは、東南アジア諸国の戦後処理に最善を尽くしてもらいたい。


◆ アメリカは、自分がやったことの“罪滅ぼし”には関心がない。

 アメリカは、日本に対してはそうでもなかったのですが、文明的に遅れ気味なその他のアジア人に対しては、ゴミのような扱いをしてきたのですね。

 戦争は“勝てば官軍”なので仕方がないと言えばそれまでですが、何か、しっくりきません。[ #勝てば官軍 ]

 日本も朝鮮戦争やベトナム戦争などの“戦争特需”に便乗して良い思いをさせてもらったので偉そうなことは言えませんが、日本なら、何とかできないことでもありません。[ #戦争特需 ]

 ラオスが山岳地帯の高地の国であるのが救いかも知れません。日本には、そんな地域での農林業政策を中心とした地域づくりでは世界でも屈指のノウハウがあります。

 私らが宮崎県のある山村で構築した“いのちかがやく森林文明郷づりりコンセプト”のようなことが、ラオスでも展開可能だと思います。(→ 注1)

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●(注1)  “いのちかがやく森林文明郷づりりコンセプト”については、宮崎県椎葉村の資料『村づくりの基本方針』をご覧ください。[→ https://is.gd/wehIfZ ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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