天眼流’時事放談 @そもそものことの発端から解明しないとダメ


◆ さすが、小泉純一郎氏の二代目。頼もしいことばです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 19日に参院予算委集中審議、「誰が指示」焦点に 「佐川宣寿氏喚問」自民・小泉進次郎氏らも要求 ⇒ http://bit.ly/2IB5g8N     自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は18日、「抵抗する理由は全くない。真相究明を徹底的にやらなければいけない」と述べ、佐川氏の証人喚問の早期実施が必要との考えを示した。   「行政だけではなく政治も信頼回復への道を一つ一つ国民に見せていくことが大切だ」とも強調した。


◆ 親父殿の純一郎氏もそうでしたが、進次郎氏も自民党を愛しているのですね。

 進次郎氏の指摘は的を射ています。
 自民党としても、ことがここまできたら安倍首相を庇うのは逆効果。自民党が率先して真相解明することが、自民党政治への信頼回復のための近道です。[#信頼回復]
 現時点では財務省の“公文書の改ざん”にみんなの関心が向いていますが、そもそも、森友騒動は安倍首相夫人の昭恵氏がまいたタネでした。
 森友学園の幼稚園に招待され、園児たちに“教育勅語”を聞かされ、万歳三唱までしてもらって有頂天になり、ロクでもないことに巻き込まれてしまったのです。


◆ でも、さすがに、昭恵氏を国会に引っ張り出すのは酷というもの。

 夫人はいわば民間人だし、いくら何でも、現役首相夫人を“さらしもの”にするのは忍びない。世間体が悪すぎます。[#さらしもの]
 犯罪行為ならともかく、直接的に犯罪に関わったわけでもなさそうです。“アッキーナ疑獄”は、首相夫人としての“道義や品格”の問題と言っても良いと思います。[#道義]
 昭恵氏は軽い気持ちだったのだと思います。彼女は個人的に“飲み屋の女将”もやっているらしい。立場もわきまえず、調子に乗ってしまう底の浅い人なのでしょう。
 でも、道義的な問題は、場合によっては犯罪よりも深刻です。官僚は決められた法律に従って仕事をするのが義務とも言えますが、その法律を作る政治家は道義に忠実でなければなりません。
 所詮、すべてを法律で規定することは不可能。私は、政治家が道義を守ることで、信頼というものも生まれてくるものだと思います。


◆ それなら、谷査恵子氏に聞くのが良い。

 谷査恵子氏は、昭恵氏の秘書役で、役所などとの窓口担当だった人。ことの発端や事実関係に精通しているはず。
 佐川宣寿氏(→ 当時の財務省理財局長)は“公文書の改ざん”では重要な役割を演じていたとは思いますが、谷査恵子氏は、アッキーナ疑獄に直接的に関わった人。
 だから、森友騒動が勃発したら、あわてて外国に避難させられました。形としては“栄転”ですが、これは、体の良い“口封じ”だと思います。[#口封じ]
 それも嫌なら、安倍首相は、今回の一連の大騒動の責任をとって、潔く、首相も国会議員も引退すべき。それが、自民党にとっては最善の選択肢だと思います。[#選択肢]


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