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題... 正しく現状を把握して突破口をさがせ

◆ 私も安倍首相の会見をテレビで見ていましたが、何か、しっくりきませんでした。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 10日間で第2弾の緊急対策=新型ウイルスで安倍首相 ⇒ http://bit.ly/2I2OxfH     安倍首相は、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる政府の対応について説明。今後1、2週間は国内の感染拡大防止へあらゆる手を尽くすべきだと強調し、全国的なスポーツ・文化イベントは中止、延期または規模縮小するよう要請した。3月2日から小中高などの休校を要請したことについては「断腸の思いだ。それでも、これからの1、2週間が瀬戸際であり、判断に時間をかけている暇はなかった」と説明した。


◆ やはり、何も準備しないで、とっさに思いつくことを言ってみたという印象。

 “判断に時間をかけている暇はなかった”と言われても、素直に受け取れません。私は、全国の小中学生に差し迫った命の危険があるようには感じていませんでした。
 全国一律で小中学校を休校にしても、どれほどの効果があるのか私は疑問です。その類のことなら、インフルエンザの“学校閉鎖”のように、個別で臨機応変にやればいい
 蛇足ですが、日本だけでなく中国などからも“子どもが重症化する症例は少なく、高齢者や持病のある人が重症化する症例が多い”というデータが相次い報告されています。
 学校閉鎖などよりも、行政として真っ先に力を入れなければならないのは、必要な検査をスムーズに素早く行えるようにすること。それが、何倍も大切だと思います。
 幸いに、その方面の技術面の対応はいち早くできていました。技術面では、簡単に対応できるはずです。
 こんな状況では、少しでも疑念がある人などには、(場合によっては)強制的に検査をするくらいのことが必要だと思います。
 海外メーカーの検査薬なども使えば検査薬や設備が足りないわけはないのに、何がどうなって“検査難民”が大勢出ているのか私にはわけがわからない。[ #検査難民 ]


◆ “正しく現状を把握し、その中から突破口を見出す”のが経営コンサル的な発想。

 これは、私の古い仕事仲間の“タナベ経営”のコンサルの口癖でした。
 現状もわからないままにその場の思いつきでテキトーに通り一遍のことをしていても、逆に、混乱が深まるだけ。ロクなことになりません。
 今回のCOVID19型肺炎騒動のような場合、できるだけ早く数多くの検査を実施し、感染者のデータをあらゆる面から分析すれば傾向などもはっきりする。そうすれば、的を射た対応ができる。
 とにもかくにも、検査で感染者の実態を正しく把握しないことには、的を射た対応はできない。正しく把握しないと、ドタバタを演じてしまう結果になります。
 私流に見れば、今のような検査実態では、現状把握さえできていません
 私の友人の中には、政府には、“こんな疑心暗鬼が渦巻く社会雰囲気の中、検査させないで感染者の数をごまかしたい理由でもあるのか?”と言っている人までいます。


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