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あなたのリーダーシップを育む、あなたの"意識"の育み方について

2022年5月から新しい職場で働くことと、以前から取り組んでいる身体性や意識に関する取り組みが相まって、リーダーシップに関する様々な気づき事項が湧き上がってきているのでメモに残しています。

全4回で書いていこうと思ったのですが、力尽きて、サマリー版を書くことにしました。

目次

[1] あなたのリーダーシップが起こるメカニズム

まずは、「あなたのリーダーシップが起こる(発現)するメカニズム」について書いてみます。

シリーズ全体の目次

どうしてもやりたい、知らないうちに行動していた、身体にうずきを感じる何かがある。全てリーダーシップの起こり(発現)です。リーダーシップを意図して表現していくためには、その発現メカニズムを理解することが役に立ちます。

メカニズムを大項目3つの要素で示してみた

10個について、一つ一つ丁寧に書いてみようと思ったのですが、今日は断念。同じような内容はこちらの記事でも書きました。

メカニズムを知るための3つの要素

大項目3つの要素、それぞれの内容を補足


リーダーシップの本丸は意識の置き所だよ

リソースが全て繋がっていることを知れるワーク
ベッドに横たわり、セミの声、鳥の声、風の音に耳を澄ませ、どこまでもどこまでも遠くまでの音に意識を向けて、意識を拡張し切ったのちに、今度は体の中の音に深く深く(遠く遠く)意識を向けていくと、身体の輪郭が曖昧になります。そして、身体の中に宇宙を感じるのでおすすめです。

言葉で聞いたことはあることも、リアルだなこれと感じることが色々なことに豊さを生み出してくれます。

無意識の意識化って、なんだよって思ってましたが、「気づき」のことでした

垂直方向のエネルギーを感じ、視座を上げること
自分のあり方を見直さないと解くべき問題を認知できない感覚や解決を行えないという感覚を持ち、必要に駆られてあり方を変える、視座(観察意識)を上げざるを得ない。そんな現実もありますが、一方で、視座(観察意識)をどこに置くかに自由を与えられているということです。

分かれば、自然と動き出す(U理論っぽい)

ジャッジメントをせずに、全ての事象を見ようとする(観察)ととんでもなく面白いことが分かってきます。瞑想(ジャッジメントせずに見つめること)は子供に戻ること、スキー場に残った轍に新雪を降らせることとと聞きましたが、その通りだと思います。

全ての物事に優劣をつけている自分に気づく
ある時、「文字」「言葉」が自然の音、景色、人の表情ともフラットに感じる瞬間が訪れます。目の前の物事に優劣をつけているのは自分自身の意識でしかないということが分かる瞬間です。その時に、全てのリソースをフラットに捉え、本当の編集を始めることができる感覚が芽生えます。

ちなみに、「観察、メタ認知、問い」の3セットはおそらく、自分の精神を保つという観点でも役立つような気がしています。

[2] 意識の置き所は3つある

次は、意識の置き所についてです。意識の置き所こそ、リーダーシップの本丸です。そして、意識の置き所は、無意識の意識化によって拡張されると言いましたが、実は置く場所は大きく3つしかありません(現段階の私の仮説)。

目次

図示してみました(①身体、②関係、③場)

置き所は大きく3つです。自分の身体、自分以外の何か(他人や自然、出来事)との関係、そして、それらを包み込む場です。

3つの置き所があるよ

この感覚は、実はそんなに驚くことでもないですよね。みんな感じていること。ただ、改めてこうして捉えると、武道とか茶道とか、この感覚を鍛えている気がしています。結構本質なんじゃないかと。

また、「場」というのはかなり探求しがいのあるテーマで、時間の考え方も関係してそうで、期待しています。また、「場」の意識の拡張は、視座をあげることとイコールです。鬼滅の柱の話です。

経営者の持つ、この「場」への意識が本当に興味深い。自分の経営する会社だけを「場」として捉えていると、おそらく狭い。時間軸もそう。長い目で見ることは「場」の捉え方の話。かと言って、「チーム」を包む場への意識も疎かにしてよいわけでは当然にない。

意識の置き所こそ、経営(リーダーシップ)であり、その人が表現される。

[3] 凧揚げも!?意識の置き所を鍛える方法

3つ目は、意識の置き所を鍛える方法です。

目次

意識の置き所は3つ(①身体、②関係、③場)と書きましたが、これを統合的に鍛える方法が世の中にはわんさかあるので知るとかなり役に立ちます。

11個も挙げてみました。正直言うと、歩いているだけでも鍛えられます

意識の置き所を鍛える方法

この中で触れたいなと思うのは、どれだろう。呪術廻戦の「領域展開」なんて、場への意識の拡張そのものだなと思っています。かっこいい。また、先日やった凧揚げもこれです。自分、凧と糸、場としての風。これは経営と見立てることもできて、最高に面白いですよ。サッカー漫画のアオアシは俯瞰(場)についてをテーマにしています。あと、触れずにいられないのは、藤井風です。まつりと帰ろうは、神の視座で歌われているので、必聴です。

アンパンマンの凧を揚げて経営を学ぶ著者

[4] 暮らしにあるリーダーシップを鍛錬する3つの場面

最後は、リーダーシップを鍛錬する場面についてですね。3つあります。

目次

場面は3つ。見立てる、体現する、表現する

3つの場面はこれです

見立てる
ピュアな意識の鍛錬場ですね。安心安全な場。何をしても大丈夫なので、いろんなことを試すことができます。先ほどご紹介した11の方法はここに当たります。
体現する
家族、職場、友人関係の実際の暮らしの中で、リーダーシップを表現する、体現してみるということです。これが本質で、中心ですよね。ここが一番大事。
表現する
見立てるや体現するで気づいたことを、抽象度を上げて、何かを媒体にして表現してみること。こうして文章を書くこともそれにあたると思っています。別に公開する必要はない。いつか、何かを作ってみたい。

で、最も重要なのはですね、この三つを分けましたが、区別がつかない状態になることです。体現しているのか、見立てているのか(練習)、表現しているのかどれがどれだかわからない状態。そんな風になりたい。

終わりに

目次

超大作になりそうだったのですが、このくらいのサイズに収まりました。5月以降の職場(体現する場)もそうですし、日々の暮らしが、こうした気づきを促している気がしています。そういう観点でも、本当に感謝であります。

全ての経営者、リーダー、自分を表現しようとしている方のヒントになりますと幸甚です。

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