風景画家「山口 泰(ヤマグチ トオル)」

珈琲、透明水彩を使って風景画を描くアーティストです。 このnoteには作品・制作活動に…

風景画家「山口 泰(ヤマグチ トオル)」

珈琲、透明水彩を使って風景画を描くアーティストです。 このnoteには作品・制作活動に対しての想いや考えを書き留めていきます。 日々の制作状況・独り言などはTwitterをご覧くださいw 硬い内容もあると思いますが、オッサンの戯言として寝っ転がって読んでください(^ω^)

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はじめに

このnoteは私「山口 泰(ヤマグチ トオル)」が作品を作るにあたって思った事や作品に対する思いを書き留めていくものであります。 基本的に作家歴の浅い青二才の戯言ですので、なかには「それは違うだろ」「私はそうは思わない」など否定的なご意見の方もおられるかと思います。 しかしながらそこはあくまで個人の感想ということでぐっとこらえて頂きますようお願いいたします。 もし万が一にもご共感や感銘頂けた際はどうぞご遠慮なさらずに称賛ください。今後の活動に益々張り合いができます。 そ

    • ツッコんだ話

      前回の記事書いて「ん?」と思ったんで今回は補足的にツッコミ入れたいと思います。 前回はピントがボケてどうのこうの(憶えてないのかよ)という話でしたが、あえてぼかすケースについても書いておいた方がいいかと思いまして。 ぼかすかどうかは「主題」によって決める以前、風景画を描く場合人や動物を描かないようにしているという記事を書きましたがこれに通じる話で、ぼかすかどうかもその絵にとっての主役は何なのかで決めています。 例えば花。 この場合風景ではなく主役が決まっていますので他の部分

      • ボケた話

        しばらくぶりの投稿です。 いろいろとネタはたまってるんですけど、書こうと思っていざ画面を前にするとさっぱり思いだせないんですよね。 まぁ作品の方にウェイト置くと書いてる時間もあまり取れないんですが。 そうしてるうちに忘れていくわけです(笑 で、タイトルの「ボケた話」なわけですが。 今回のは記憶関連のボケた話でもツッコミ待ちのボケた話でもなく作品作りにあたっての「輪郭のボカシ」についてのお話。 最近の作品のテーマとして、いかに画面の中に奥行を出せるかというものがあります。 奥

        • 誰もいない?そうです、誰もいません。

          前回の投稿から間があいてしまいましたが今回も引き続き「もう一つのあえて描かないもの」について書いていこうと思います。 前回のはこちら。 絵の中に描かれたもの 前回の記事で「主人公は鑑賞者であるあなたです」と言う風に書きました。 主人公があなたである以上、絵の中の物語を作るのもあなたです。 描かれている風景から色々な状況を読み取って想像すると思います。 「時間」「季節」「場所」「温度」「心情」 一枚の絵と言うごく限られた情報からその絵のストーリーを自分なりに感じて観賞している

          誰もいない?いいえ、いるんですよ。

          前記事に「絵の中に人がいない理由」を後で書きますと言った続きです。 この記事を描いている段階では私の風景画に人間が描かれている作品はありません。今後は出てくるかもしれませんが、まあそれはそれで。 人がいない理由は前記事に書いた「興味がないから」というのもありますけど、しっかりした理由もあるんですよ。 作品に対してのテーマ 一部の作品を除いて私が描く風景画には共通した 「ヒトを描かずして人を描く」 という何ともトンチのようなテーマに沿っています。 これは「絵の中には人の

          誰もいない?いいえ、いるんですよ。

          その絵を描く理由

          え~、Twitterのほうで「#絵を描く理由はなんですか見た人も答えるんだ 」なんてタグがあったのでネタのつもりでツイートしたら思いの外反響をいただきまして… しかも途中で切れてる(文字数不足の演出)もんですから続きはnoteで、と宿題まで頂いてしまいましたよ。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ というわけで続きを~と思ったんですが、以前の記事に理由は描いてましたね。 でもこっちに書いてたのは「根本的」な部分、Twitterに書いてたのは「風景画」についての理由な気もするので改めて

          ( ゚Д゚) <化けてんのよ!

          トリックオアトリート! (まだ1日早いわ ハロウィンもすっかり日本に定着してきましたね~。 商業的な意味で。 本来の由来とかよくわからないまま広まってる感が否めませんが まあ、そこが日本らしい何でもありなお国柄だなあと思ってます。 で、ハロウィンと言えばお化けとかな訳ですよ。 今日は「化ける」お話。 化けるといっても霊的な話じゃなくて 文字化け のお話です。 この記事を読んでる方は少なからず私のtwitterからお越しだと思うので ある程度私の発言はご覧になってると思

          上手いと下手

          今回はちょっとメッセージ的な感じになります。 誰に向けてってわけではないですが、Twitterなんかみてると時々 「自分は下手だなぁ~↓↓」と凹んでる人いますよね。 そんな人に向けてのお話。 単刀直入に、「上手いと下手」って基準は何ですか? 技術的に優れてるってことでしょうか。 優れてるっていうことは劣っている何かと比較してる訳です。 または優れた誰かと。 個人的意見ですがアート作品作りにおいて比較は無意味だと思っています。 それは何故か。 例えば、 「あの人は凄くカ

          あえてアナログ

          時代はすっかりデジタルになりまして、何をするにもPCだスマホだタブレットだと画面を見ることが多い昨今でございます。 アートの世界も昔に比べるとデジタルアートが昔に比べて明らかに多い気がします。ネットばかり見てるからそう感じるのかもしれませんが… 私自身本格的に手描きでの作品作りを始めたのは最近のことで、それまではPCで漫画を描いたりイラスト描いたりしておりました。 当然PCや液晶タブレットなどの機材は高額ですが、アナログと違って片付けや準備、画材のコストなど考えなくても手軽

          絵を描く理由と私のアート

          「なんで絵を描くんですか?」と聞かれることがたまにあったんです。 大抵は「透明水彩絵の具か珈琲で描きますね」と答えて「いや、そうじゃなくてww」と突っ込まれるのですが、この「なんで」ってのが曲者でして。 私自身最近までこの「なんで」に対しての明確な回答を持ち合わせてなかったんですよ。 多分アマチュアで創作活動されてる大半の方はそうなんじゃないかと思います。 なんか、よく考えると、なんでなんだろ?的な。 「描きたいから」とか「楽しいから」とか「人に認められたいから」などなど、

          山口 泰のプロフィール

          山口泰って何者?という方向けプロフィールです。 ■Biography ・1981年群馬県にて発生。 ・高校卒業後上京し漫画の専門学校に入学、卒業。 ・卒業後は友人らと創作漫画サークル「冷凍熱帯魚!」にて活動。 ・結婚を機に群馬へ帰郷、程なくしてサークル活動を凍結。 ・就職氷河期で様々な仕事を転々としたことでスキルが充実する。 ・2019年10月 中学の同級生の個展に行き衝撃を受け作家活動を開始。 ・2020年10月 初個展「壱歳」を企画・開催 ■作風・手法 主に風景画を主