ボケた話
しばらくぶりの投稿です。
いろいろとネタはたまってるんですけど、書こうと思っていざ画面を前にするとさっぱり思いだせないんですよね。
まぁ作品の方にウェイト置くと書いてる時間もあまり取れないんですが。
そうしてるうちに忘れていくわけです(笑
で、タイトルの「ボケた話」なわけですが。
今回のは記憶関連のボケた話でもツッコミ待ちのボケた話でもなく作品作りにあたっての「輪郭のボカシ」についてのお話。
最近の作品のテーマとして、いかに画面の中に奥行を出せるかというものがあります。
奥行が出ることで迫力や空気感がぐっと強くなるのもありますが、一番の目的は「自分にしか作れない空間を作る」ということ。これが出せたときはたまりませんね~。
おっと主題がボケてきています、ボカシの話ですね。
例えばすっごい近くにあるものとその向こうに見える景色があるとします。
こんな感じですかね。
見ていただけるとわかると思いますが手前のPC画面はピントが合っていないのでボケています。
これをこのまま絵にしても奥行きって出にくいんですよね。いわゆる写真を見て描いた絵になるんです。
写真を否定するつもりはないですが、昔の絵画で平面なのに飛び出してくるように見える絵はあっても写真って見たことないんですよね。
何故なのか考えたんですけど、写真はカメラがピントを合わせたものを一枚の画として完成させた状態で見ている。すでにボケているところはくっきりすることはない。
絵は見る側の人間が絵の中の部分部分に自分でピントを合わせているので、注視していない部分は勝手にボケるんです。
現実に肉眼で見ているものってみんな後者なんですよね。だから自然と立体感を感じるのかなぁ、と。
なので作品を描くときに「手前のものだからボカシて描く」ってのは風景描きとしてはちょっと違うなと思ってます。
イラストの場合は効果としては有効ですけどね。
話としてはボケボケでしたが何となくおわかり頂けましたでしょうか。
しばらくすぎて上手くまとまりませんでした(笑
それではまた。
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