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子供の成長を受け入れられない自分がいる
日々、成長を続ける長男と次男。体が大きくなるのはもちろん、発語が増えたり、できることが増えたりと色々な場面で成長を感じる。
先日も2歳半の長男が1人でズボンを履いた。ズボンの前後までは確かめられないようだったが、右足を入れて、左足を入れて、腰まで上げる。悪戦苦闘はしていたが、どうにか最後まで自分で成し遂げた。
これまでは時間がかかるからという親のエゴでズボンを履かせていた。「ズボン履いてみて」なんて声をかけたこともない。親としてどうかと思うが、どうせまだできないしなんて考えていたのかもしれない。それなのに急に自分で履き始めた。
「やるー!!」と自分でやりたいと主張することが増えた。着替えに歯磨き、おもちゃの片付け。教えてもいないのに勝手にできるようになってしまう子供の観察力と実行力の高さに驚かされる。もっと親が教えろよって?気をつけます。
以前より会話が成立する場面も増えた。痛がるふりをしたら「大丈夫、すぐに良くなりますよー」なんてお医者さんのふりをする。「ケチャップかける、マヨネーズかける」とご飯の味付けの指定も得意げだ。
もうすぐ1歳4ヶ月になる次男も少しずつ成長している。床に転がった色とりどりの風船を1つずつ持ってきては「あか!」と得意げに教えてくれる。黒色でも青色でも緑色でも、彼にとってはとにかくなんだって赤のようだ。
離乳食を全然食べてくれなかった次男だが、最近は少しずつ食べ物を口にするようになった。食パンにチーズ、さつまいもなど、やや偏食的ではあるが、全く食べない状況は脱した。
相変わらずお兄ちゃんに泣かされることも多いが、兄弟仲良く遊ぶ姿を目にすることも増えた。お互いをどう思っているか確かめることはできないが、微笑ましい光景が続けばいいなと思う。
そんな子供たちもあと3、4年もすれば小学生になる。愛おしい「ぱぱ、だっこ」も「ぱぱ、ぎゅー」も聞けなくなるのだ。それもわずか数年で。成長は嬉しいのだが、それと同じくらい時が止まればいいのにと思ってしまう。愛おしい幼少期がもうすぐ終わってしまう。書きながら考えただけで心臓がギュッと締め付けられた感じがして泣きそうになる。やだな、なんて思ってしまう。
子育てするようになってからあっという間に時間が過ぎるので、きっとあっという間に小学生になるだろう。どこかで割り切らなければいけないが、冷静になって考えると少し寂しい。そんな親心。
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