見出し画像

妻と過ごす日々の大人時間の大切さ

我が家には子供たちを寝かしつけた後、大人時間と呼んでいる夫婦だけの時間がある。夫婦だけの大人の時間といっても、決していかがわしいものでないことは最初に断っておこう。

年子の兄弟がいる家庭なので、子供たちが起きていると基本的に自由時間はない。暇を持て余している長男と遊んだり、泣きじゃくる次男をあやしたり、何かと子供の相手をしなければならない。もう少し成長すれば仲良く兄弟で遊んでくれると思っているが、2歳と1歳ではまだ難しいだろう。

そんなわけで夫婦の時間を作れるのは子供たちが寝静まってからになる。それぞれ個々の時間を過ごすこともできるが、我が家は2人で同じことをして過ごすことが多い。どっちかの体調が悪くない限り、基本的に2人で何かしている。

僕がコンビニに行き、気になったアイスやスイーツ、お菓子を買ってくるところから始まる。それらを子供たちを起こさないように豆電球だけが点いた薄暗い部屋でささやかに分け合って食べる。

ただ黙々と食べるだけでは寂しいので、YouTubeや映画を見たり、ゲームをしたりするのも定番だ。同じ動画や映画を見て、同じゲームをする。僕は人情系、妻はサスペンス系の映画が好きなので映画の趣味は合わないが、新しいジャンルとの出会いもあるので案外悪くない。2人の趣味がピタリと合うのがB級サメ映画だけなのはなぜなのだろう。

ゲームはモンハンをやることが多い。2025年の新作までのつなぎとして、Nintendo Switchでダブルクロスをプレイしている。僕はガンランス、妻はハンマーを使っているという誰も得しない情報も書いておく。ボリュームが多いので2人でまだまだ遊べそうだ。

最近は僕がnoteを始めたので、書き終わるまで横で待ってくれることもある。公開と同時に最初の読者として感想をくれるのが当たり前になりつつある。普段は活字なんか全く読まない妻が、1000文字前後の活字をここまで毎日読んで応援してくれていることに感謝しなければ。

「山田さんは夫婦仲はどうなの?」と職場で聞かれたのでこんな具合いに答えたのだが、仲良しすぎると驚かれた。
ほとんどが50代の職場で聞こえてくる家庭の話はどれもこれも冷めきっている。「そのうちこうなるよ」と将来冷めるとも脅される。
「家にいないでほしい」とまで言う過激派な人もいるが、そうまでして夫婦であろうとする理由を知りたい。

夫婦仲が将来どうなるかはわからない。喧嘩もするし、その度に今回こそ終わりかな?と素直に謝れない小心者の僕は不安になるが、職場の人たちみたいな夫婦仲は申し訳ないけどごめんだ。

子供たちももちろん大切だが、妻との限られたささやかな2人の時間もできる限り大切にしていきたい。

この記事が参加している募集

#これからの家族のかたち

11,360件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?