素早くできるようになりました! ダンス基礎基礎WS Part 2 第1回 「クペ/パッセ」レポート
ロルファーユキ先生の「ダンス基礎基礎ワークショップ」、Part 2がいよいよ始まりました。
パッセとお馴染みエクササイズとの共通点
第1回のテーマは「クペ、パッセ」。
真っ直ぐな軸脚に、曲げたもう片方の脚を寄せてくる動きです。
ここで大切なのはやはり長~い軸脚。
軸脚がしっかりしていないと動かす方の脚もスムーズに動きません。
そして動かす脚の動かし方は、ピラティスなどの基礎トレでお馴染み、「レッグスライド」によく似ています。
骨盤は動かず、大腿骨頭が滑らかに動き、脛の骨が太ももに寄ってくる。
決して太ももの前側で頑張る動きではありません。
私のバレエの先生がよく
「パッセは、つま先を軸脚の膝に寄せる動きと思わず、大腿骨を上げる動きだと思うように」
と言います。
確かに大腿骨の位置が決まれば、例えばデベロッペで前に出したり、アラベスクで後ろに抜いたり、そこから先につなげやすい。
が、私のようについアウターマッスルをもりっと使う癖がある人間は、大腿骨を上げようとすると前ももの大きい筋肉がもりっとしやすいのです。
股関節、膝関節をなめらかに自然に動かすエクササイズ、「レッグスライド」。
ピラティスではよくやっていたのになんで今まで気づかなかったんだろう?と私には目から鱗でした!!
言葉での表現と、うまく行った時の体の感覚がつながる時
WSの最中、ユキ先生がパッセをある様子に例えたのですが、そのイメージが受講生みんなにぴったりはまって、みなさん、くるぶしあたりに反対の脚のつま先を寄せてくるクペも、膝横に寄せてくるパッセもとてもスムーズにできるようになっていました。
この件に限らず、ユキ先生は受講生の動きを見ながら様々な表現で動きをどんどん引き出してくれます。
その表現と、「あっ、今、うまくいった!!」という感覚が一致すると、再現することが簡単になります。
再現できればあとはその動きを自分のものとして落とし込む。
普段のバレエのレッスンではなかなかそこまでやっている暇がありません。
動きのクセのようなものがついてしまうとなかなか修正が難しいのですが、このWSでは納得の上、動きをよりよいものに上書き修正することができます。
バレエのレッスンでどう活きる?
さて、その後のバレエのレッスン。
バーのプリエで、2番のプリエからバー側の脚を軸にしてパッセにする、という動きが出てきたのですが、パッセが素早く上がるおかげかすんなりと重心移動ができて軸に乗ることができました。(2番は足幅が広いので、そこから軸に寄せるのは素人にはなかなか難しいのです…)
また、速いテンポでパッセを繰り返す動きを今まで苦手に思っていたのですが、前ももが出しゃばらなければスムーズに脚が上がります!
素早くパッセのポジションに脚が上がるとピルエットも安定するように思います。
そして今回とても効果を感じたのがピケターンです。
今までなんだかもたもたして音に遅れてしまう感じがしたのは、出す軸足に対してパッセが遅かったから!ということがよくわかりました。
音に合わせて余裕を持って回れると気持ちがいい♡
今はまだ私はできないですが、フェッテで連続で回るのもこの延長なんだろうな~と、なんだかできそうな気までしてきました笑
次回はいよいよアームスです。
以前ユキ先生の別のワークショップを受けてから背中と腕のつながりがよくなって、私的にはずいぶん使い方が上達していると思っているアームスですが、さらなる進化が期待できるのか?!楽しみです。
下半身に特化した「ダンス基礎基礎ワークショップ Part 1」第1期の募集は既に終了、好評開催中です。
おそらくまもなく第2期の募集が始まると思いますので、気になる方は是非チェックしてくださいね!!
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