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【短歌】光にはじまり光におわる

まぶたから仄かに透けるひとみにも光は当たり初夏がくる

男でも女でもいたくない、なら海がいい。白い梢に成り果てるまで。

水泡はふいに破れる新しい皮膚のつめたく覗いていること

美しく死ぬことはない美しく見せかけられるひとがいるのみ

Scalpel それはあなたに開かれるためだけにある光なのです

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