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【オンライン写真展】アスリートの笑顔展 in note

こんにちは!看護師カメラマンのyumiです。
(この春から看護師になりました!)

今回のnoteでは、写真展をします!
1月から大学病院で開催している《アスリートの笑顔展》をオンライン用にリメイクしたものです。

目次
0.  アスリートの笑顔展とは
1.  男子バレーボール部
2.  女子バレーボール部 
3.  女子ハンドボール部
4.  男子ハンドボール部
5.  硬式野球部
6. ADの取り組み
7. 私が応援したいスポーツ


0.  アスリートの笑顔展とは

「看護学生カメラマン(当時)として、患者、家族、医療従事者、”医療に関わる人”のストレスを減らし、笑顔を増やすために、自分ができること”は何だろう?」

色々考え、自分に出来る第一歩が病院での写真展でした。

「大学スポーツの魅力が広まりますように。
アスリートの勇気やパワーが伝わりますように。
笑顔のきっかけになれますように。」

そんな気持ちで開いた《アスリートの笑顔展》
いざ開催してみると、患者さんやスタッフさんからの暖かい感想をいただき、とても嬉しかったです。また、他にも大学の友人や、撮影・SNSで出会った他県の方も病院に足を運んでくださりました。

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その中で改めて感じたのはのは、「笑顔にはすごい力がある」ということ。

笑顔って伝播しますよね。目の前の人がニッコリしてくれたら、自分も暖かい気持ちになる、そんな風に。

展示は会期の途中でコロナウイルスの影響を受け、一般の方にご覧いただけなくなってしまいました。

そこで、noteを使って、写真や撮影のエピソードをご紹介したいと思います!

(《アスリートの笑顔展》の詳細はこちらのnoteで↓)


ー 1. 男子バレーボール部 ー

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2019年12月に行われた全日本インカレでは準優勝しました!
写真は、つくば市で毎年開催されている「ゆいまつり」に参加し、子どもたちにバレーを教えた時のものと、試合での様子です。



ー 2. 女子バレーボール部 ー

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筑波大学の女子バレーボール部は全日本インカレで2連覇している強豪チームです。インカレ決勝戦は、フルセットの接戦を制しての優勝でした!



ー 3. 女子ハンドボール部 ー

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男子ハンドボール部からの依頼で2019年度のインカレに行ったのですが、その際に「ぜひ女子部も撮ってください!」と声をかけてくださり撮影させていただきました。

練習撮影の時にコートで会うと、「yumiさん国試お疲れさまです!!」と声をかけてくれるなど、優しくて明るい方々です。

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応援席の声に反応して笑顔に。
どの部活を見ていても、応援は選手たちの大きな力になっていると感じました。

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 この2枚に写っているのはグレイ クレア フランシスさん。1枚目は後輩の徳田百合子さんと、2枚目は同期の上里春奈さんと撮りました。インカレで、女子ハンドボール部は準優勝し、クレアさんは特別賞を受賞しました。



ー 4. 男子ハンドボール部 ー

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シュートしようとしているのが、男子ハンドボール部キャプテン(当時)の山田暁央さん。スポーツ、学業ともに素晴らしい成績を収め、筑波大学アスレチックデパートメントより2019年度「STUDENT ATHELETE OF THE YEAR」に選ばれました。


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筑波大学構内にあるトレーニングルームを利用している時の様子です。1枚目が土井貴博さん。2枚目が吉田守一さん。華々しい活躍の裏には地道な努力があるのだと改めて実感しました。


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男子ハンドボール部の土井貴博さん。土井さんは、獲得した金メダルを応援している人にもかけてくれるような心優しい人です。
「yumiさんが撮ってくれた仲間との写真を部屋に飾ってます!」と見せてれたのが嬉しかったです。カメラマンのモチベーションになります!


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徳田廉之介さん。日本代表に選ばれるほどの実力をもつ選手であることはもちろんですが、明るくフレンドリーな人柄も魅力です。
夏祭りの撮影後には「ビール飲みますか?」、インカレ後には「yumiさんも祝勝会参加してくださいね!」、私が大学卒業する時には「ハンド部の追いコンに行って、送別されてきてください!」と、声をかけてくれる優しさ。そういう優しさを持つ選手ほど、応援したくなっちゃいます!
徳田さんはこの写真の試合を最後に、海外のチームに移籍となりました。



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男子ハンドボール部のアスレティックトレーナー、横川卓也さん。選手がより良いパフォーマンスを出来るよう、障害予防・身体のケアをしたり、怪我した選手の応急処置などを行ったりしています。


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ここからは宮城県で行われた、インカレ(全国大会)の写真です。男子ハンド部広報の子が「インカレの撮影をお願いします!」と依頼してくれたので、6日間同行して撮影してきました。同じ宿に泊まり、全試合・食事・ミーティングなど、様々な時間を共有させていただいたので、非常に思い入れのある写真です。


(↓ 今回書ききれない 撮影の裏話はこちらのnoteで ↓)


今回の写真展でも一部を紹介させていただきます!

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初戦の朝。男子ハンドボール部の写真です。
毎朝体を起こすため、朝食前に散歩をしているそうで、その時間に同行し撮影しました。
初戦の相手は、西日本のチャンピオン。いきなり大会決勝レベルの強い相手との対戦で、緊張も見られました。試合前半は苦しい展開が続きましたが、選手たちがお互いに声をかけあいながら戦い、後半には点を取り返して勢いに乗って勝利しました。勝利の後、涙を流す4年生の姿もあり、1試合1試合にかける思いの強さを感じました。


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左から当時3年生だった佐藤華衣さんと、4年生だった稲垣和樹さん。
先輩が後輩のシュークリームを奪おうとしている...!のではなく、、、
実は、差し入れのシュークリームが選手の人数分だけだったので、選手2人で1つのシュークリームを分け、一つを私にくれた時の様子です。とても優しい2人です。


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矢野世人さん。インカレで優秀選手賞を受賞しました。時間が止まったのかと錯覚してしまうほどの跳躍力で何度もかっこいいシュートを決め、大活躍していました。ミーティングで積極的に意見を言う姿も印象的でした。今年3年生なので、ますますの活躍に期待です!


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インカレは、トーナメント形式なので一度も負けられません。接戦が繰り広げられる度にドキドキしていましたが、学生主体で作戦を考えること、粘り強いことなど、筑波の強みを生かし、全試合勝利しました!かっこいい、、、!

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優勝が決まった瞬間は、思わず飛び跳ねてしまったくらい嬉しかったですし、感動しました。(後日、「yumiさんも飛んでましたね!動画で見ました!」って選手に言われてちょっと恥ずかしかったです笑)

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町田健一郎くんという選手の掛け声で、パシャり。彼は盛り上げ上手で、チームの雰囲気を明るくしてくれます。この時も「まっちー、いつものお願い!」と頼みました。

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円陣を組み、「桐の葉」という筑波大の宣揚歌を体育館の真ん中で歌いました。優勝校が歌うことは伝統だそうです。次回も「桐の葉」を聞けますように。

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この写真では、みんなの笑顔や、嬉し涙を流す姿が収められています。
本気だから悔しいし、本気だから嬉しい。真剣に取り組んだからこそ得られるものがあるのだと思います。スポーツ選手は生き生きしていてとてもかっこいいです!
2019年11月、なんと14年ぶりの優勝だったそうです。おめでとうございます!!!


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 1枚目左から佐藤陽太さん、朝野翔一朗さん、吉田守一さん。2枚目は朝野くんが写真展を見てくれた時のもの。

私が国家試験を受ける時、ハンド部のみんなが応援動画を送ってくれたのですが、朝野さんがみんなに声をかけてくれたのがきっかけだったそうです。それを他の部員から聞いたときは、なんて優しいんだ...!と感動しました。

佐藤さんはフレンドリーな性格の人で、私にも沢山話しかけてくれました。最初にハンド部のコートに行った時は、緊張でガチガチでしたが、彼のようにフレンドリーな人のおかげで少しずつ馴染むことができました。

吉田さんはトレーニング室での写真にも写っていた人です。強靭なフィジカルを持ち、1年生(当時)ながら大活躍していました。オリンピック出場も期待される選手なので、今後の活躍にもぜひご注目ください!

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左から三輪翔太郎さん、榎本悠雅さん。男子ハンドボール部は全部で30人ほどの部員がいます。同期同士はもちろん、学年を越えて仲が良いのが印象的でした。


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インカレの祝勝会での1コマ。


ー 5. 硬式野球部 ー

最後に紹介する部活は、硬式野球部です。筑波大学AD(アスレチックデパートメント)に所属する 5部活の中で、1番長く撮影をさせていただいていました。

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元主将 篠原涼さん。
「敦賀気比高校で主将を務め、甲子園春のセンバツではチームを優勝に導く。侍ジャパン日米大学野球選手権大会でも主将を務め、優勝に貢献。2019年、筑波大学硬式野球部の主将を務めあげた。」これを聞くと、功績に圧倒されてしまいます。しかし、この写真に写っているのも同じ篠原くん。サイン会では笑顔でファンに応じたり、寮で皿洗いの手伝いをしたり、カメラマンの私にも暖かく対応してくれて親近感が湧きました。「試合の前日に食べるのはみかんゼリー」、「犬が大好き」だそうです。
(インタビューをさせていただいたので、ぜひ病院の展示にてご覧ください。)


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1枚目は野球部がゆいまつりに参加し、子ども向けのブースを開いたときのもの。2枚目は元主務の福元孝太郎さんと、現主務の篠田健太さん。

野球部には多くの人が所属しています。その数なんと、150人!チームが一つとなって活動していくのに欠かせないのが、主務・マネージャーさんの力。まさに、アンサンヒーローです。私が野球部の撮影をする中で、1番お世話になった方でもあり、感謝しています。最初は大学野球の世界をよく知らなかったのですが、野球のこと、部員のこと、部を鳥の目でも虫の目でもしっかり見ている主務・マネージャーさんだからこそできる話を沢山教えてくださりました。
(福元さんにインタビューをさせていただいたので、ぜひ病院の展示にてご覧ください。)



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硬式野球部の寮「青桐寮」にて。ここは大学生としての生活の基盤を作ることと、食生活の充実を目的として建設されたそうです。つくば市天久保にあり、野球場や体育専門学群棟へのアクセスも良いです。みんなで和やかに食事をしている様子が印象的でした。


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硬式野球部のリーグ戦にて。ベンチと応援席の様子です。仲間のプレーを見守る部員たち。プレーする人、応援する人、コーチ、トレーナー、マネージャーなど、合計約150人の部員が一人一人役割をもち、チーム一丸となって試合に望みます。



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一体感のある応援席は筑波大の魅力の一つ。


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 ピッチャーの佐藤隼輔さん。彼は侍ジャパン大学代表にも選出され、活躍していました。


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マネージャーの磯部友以乃さん。野球部にはマネージャーが10人ほど所属しています。試合運営・会計管理・用具の購入・写真撮影など、各方面から選手をサポートしています。

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大野美帆さん。看護学類に所属し、授業や病院実習もあって忙しい中、野球部を支えています。

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 鯰江里輝さん。首都大学野球連盟に所属する他大学のマネージャーと協力・連携しながら、大会運営にも携わります。


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大城駿斗さん。人格者だと評判で、カメラマンにもいつも丁寧に挨拶をしてくれる人です。この日までリーグ戦で打席に立つことはありませんでしたが、学生時代最後の試合で初めて打席に立ちました。

最初で最後の打席。応援席は一段と声援が盛り上がったように感じました。野球部は所属人数が多いので、打席に立てないまま引退する選手も沢山います。努力したからといって必ず報われるとは限らないけれど、努力し続けたからこそ最後の打席に立てた。その姿は、他に頑張るみんなにとって希望となっているようです。

(遠方から応援に駆けつけてくれたお父様との2ショットもあるのですが、そちらは病院にてご覧ください。)


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 2019年度最後のリーグ戦の後。大学にあるホームグラウンドに帰った時に撮りました。この日を持って4年生は引退です。全力で戦いきったからこその、すがすがしい笑顔が印象的でした。4年生の新たな場所での活動と、ここから始まる新チームの戦いを心から応援したいと思いました。


ー6. ADチームとしての取り組み ー

今回の写真展でモデルになっているのは、筑波大学アスレチックデパートメント(AD)に所属する5部活です。

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 筑波大学は国立大学であり、進級基準も厳格。「スポーツだけをやっていれば良い」ということはありません。師範学校の系譜を持つ筑波大学において、学生アスリートは授業・勉強に対する意識も高いです。ADでは毎年スポーツで好成績を残した人の表彰があるのですが、表彰の基準には学業で良い成績をおさめていることも含まれています。


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毎年夏に開催されている「まつりつくば」に、ADの5部活も参加しました。ねぶたを曳いたり、跳人として踊ったりしながら、地域の方とお祭りを盛り上げました。
他にも、「ゆいまつり」でのスポーツ体験ブース設置や、「つくばマラソン」での市民ランナー応援、ホームゲームにおけるバスツアー開催など、地域の方々との交流も大切にしています。

ー7. 私が応援したいスポーツー

私が応援したいスポーツは、大学スポーツです。
「たまたま撮影を頼まれたから」というちょっとしたきっかけが、人生で忘れらない出会いになりました。

大学生と言えば、自由が多く色んな選択肢があります。それでもスポーツに一途に真剣に打ち込む姿は惹かれるものがありました。スポーツに限ったことではないですが、「全力で挑戦する姿」というのはとてもかっこいいです。その姿に勇気やパワーを貰う人は私だけではないと思います。

アスリートのみんなが撮影の時に「こんにちは、写真ありがとうございます!」と声をかけてくれたこと、10kgを超える重いカメラバッグを「yumiさん持ちますよ!」と運んでくれたこと、差し入れをくれたこと、看護師国家試験の前には応援動画を送ってくれたこと、ここには書ききれない沢山の優しさももらいました。ありがとう。

強さと優しさを兼ね備えた格好いいみんなを、これからも応援していきたいです。



以上で、アスリートの笑顔展 in noteはおわりです!
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。


大学スポーツの魅力が広まりますように。
アスリートの勇気やパワーが伝わりますように。
笑顔のきっかけになれますように。

2020/05/25 yumi

Instagram:@ysmile.photo
Twitter:@ym_cheesecake





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