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子どもは簡単に親を超えていく。

今日は家族でプールに行きました。
私は泳ぐのが苦手で、小学生のときも
プール検定のために1人でバスに乗り、
夏休みにプール教室に通ったなぁ…
という思い出があります。

長女は、幼稚園の課外教室で
隔週一回、プール教室に通っているのですが、
最近は顔を水につけられるようになったのです!!
(母はおどろき!!)
3歳頃まで顔に水がかかると大泣きで
シャンプーに苦労していた日々が思い出され、
彼女の成長ぶりに浸っていました。


そして今日あらためて、
【私とこの子は違う 別々の世界を生きている】
そう感じました。

子育てで長らく悩んでいた私は、
「子どもは別の人間だから、1人の人として
関わりましょう」という感じのことを
すごく意識していました。
でもこれが難しかった…!
どうしても、私の価値観で怒ってしまうし
ジャッジしてしまうし、強制したくなる。

「これはママは嫌だからやめてほしい」
「そういうのは〇〇なんだよ」
「そういう言い方はよくないよ」
みたいに。

そんなの、ある程度は仕方ないし
影響を与えるのが親で、
それも知っていて私の元にきている。
そんな風にも思いました。
でもどこか苦しかった。
できない自分がダメだと思ってしまったし、
このままでは娘は私みたいになってしまう。
そんな不安があったのです。

だけどそれも全部、
私の創ったものだったのです。
「こう言ったら娘は私みたいになる」
「私の娘に対する態度が〇〇だから
娘もマネしているんだ」
まるですべてが
私のせいだ。
と、そんな世界を生きていました。

そして、
そんな私の言葉遣いや
そんな私の態度を
1番ジャッジして
否定し、嫌っていたのは
自分自身だったのです。

それも冷静に見られる視点があります。
前は
「こんなのいいはずがない!大嫌い!やめたい!」
と解決したくて変えたくて、とにかく必死でした。
自分を受け入れられなかった。

ではなぜ今は違うのか?
それは、自分と向き合ううちに
なぜ許せなくて、
なぜ嫌いで、
なぜやめたいのか。
それがわかったからです。
それだけです。

私は明らかに周りからの視線やジャッジが
怖かったのです。
どう思われたかな?
嫌われるかも。
これじゃ、私の周りから人がいなくなる…。

本気でそう思ってました。
でも、今はそれほど周りの目が気になりません。
自分に対するジャッジもほとんどなくなりました。
めちゃくちゃ楽に生きてます。

こんな風に楽に生きられるようになって、
やっと娘を自分と切り離すことができました。
今は「私に似て…」と憂うこともありません。
むしろ、娘の可能性にわくわくしています。
子どもは簡単に親を超えていく。
それでいい。
それこそが、最高のギフトだと思います。

そんな長女は
「オリンピック選手になりたい」とか言います。
すごい。子どもって純粋。
そんな長女に胸をふるわせる
運動音痴な母なのでした。笑


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