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若者集中の東京はどうやって日本を救うのか

梅雨の終わりのような豪雨が過ぎ去り、明日はまた暑くなるらしい。けれども、ようやく梅雨前線の北上が本格的に始まるらしく、週末からは雨予報。ついに今週末には梅雨入りでしょうか。

梅雨といえば梅仕事。梅シロップを作った話を以前少し書きました。完成までにはあと2週間くらい必要ですが、ちょっと味見。だいぶいい感じになってきてます。そして、この時期のもうひとつの仕事。赤紫蘇シロップをパートナーが作ってくれました。梅シロップと赤紫蘇シロップを混ぜて作る炭酸ジュースは、とっても綺麗なピンク色です。うちではだいたい夏いっぱい楽しめます。

小池、蓮舫両陣営から都知事選の公約が発表されました。どちらも少子化対策として、保育料の無償化や家賃補助などを打ち出しています。でもねぇ、と思うのです。東京都は確かに出生率は低いけれども、地方から若者、特に若年層女性を吸い上げることで、出生者は非常に多いのです。なので、これ以上若年層を東京に集中させるのは、消滅可能性都市が増える中、日本全体にとって不利益なことなのではないかと考えたりします。そうだとすれば、東京は実は地方以上には少子化対策をしてはならないんじゃないかとも。

でもまあ、若年層、特に女性が地方から東京や首都圏へ出てくる理由は少子化とは別のところにあるわけで、つまり東京などの大都会は男女同権とその考え方がだいぶ浸透してきつつある中、地方はまだ昭和以前の古い考え方が家庭に、企業に、役所に、社会に蔓延っているからなのです。地方にいると、早く結婚しろと言われ、いつ子供を作るのかと聞かれ、就職しても大した仕事を任せてもらえなかったり、結婚・出産すると家庭に入るよう求められたり、家庭では家事をやるものときめつけられたり、と。そんな将来よりは東京での生活を選ぶのは至極自然なことです。
東京が変わることで少しずつ地方も変わっていくのかもしれませんが、それって10年後、20年後? 若者はそんなのを待てない、だから東京に来るのです。

だとすれば、先ほど書いた東京は少子化政策を抑制するべきというのは間違いで、もっともっとさまざまな施策をして若者を集めることで、日本の地方を破壊し、消滅させたらいいのではないかと思ったりします。
ちょっと過激な考えかもしれませんが、凝り固まった人の考えを変えさせるより、よほど効率的なやり方かなと思ったりします。地方が各県県庁所在地くらいしか残らなくなったら、東京・首都圏の人が一斉に地方へ移住したら、そしてついでに首都も移転したら日本中で若者が均等化されるかな、なんて。どうでもいい妄想になってきましたので、この辺で。


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