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空白が目立つ手帳が清々しい

新年度が始まりました。
この3月末で地域おこし協力隊の任期は終了。市役所や地元企業などへの就職はせず、自ら法人を立ち上げるという道を選び、準備を進めています。

予定を書き込むために手帳を開くと、4月の欄はほぼ真っ白。
この白さに、僕はえも言われぬ清々しさを感じました。

もちろん予定がないわけではなく、ちょいちょい手帳に記入しているわけですが、今のところ、自分で決めた予定しか書き込んでいません。それらは「やりたいこと」ばかりです。それに対し、これまでは「やらなければいけないこと」で埋め尽くされた日々でした。

新卒で就職してからこれまで、やりがいをもって働いてきたつもりですが、その中身は「やりたいこと」ばかりではなく、「出席しなければいけない会議」や「頼まれてやらざるをえない仕事」など、自分自身にやる・やらないの選択の余地がない「やらなければいけないこと」が多くありました。
もちろん、そういうものを完全に避けることはできないのでしょうが、そういう仕事の割合が増えていくと、自分のための時間が削られ、他人のための時間ばかりになり、どうしてもしんどくなってしまう。

大げさかもしれませんが、今感じているこの清々しさは、自分が自分らしく生き、社会にプラスになることをやっていく上で不可欠なものではないか、とまで感じました。

この感覚を保てるような働き方をしながら、きちんと生計を立てていくのが、当面の目標です。


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