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やっぱり大好き湖北弁

滋賀県長浜市出身の僕Yuki。ツイッターやインスタグラムで湖北地方や長浜ゆかりの方やお店をフォローしたり、相互フォローされたりなどしている。その中でインスタグラムのストーリーを聴いていると、

「〇〇しゃある」「見にきゃある」「誰々がやある」

といった湖北独特の言葉を聴く。やっぱりこの言葉が大好きなんだって思うし、京阪神やステレオタイプ的のとは似て非なるような言葉で強烈なノスタルジーを感じる。

京都在住で、母親が北摂ほくせつ(大阪北部)寄りの大阪弁であることで京阪神の訛りも交じる今の僕。それでも、ツイッターやインスタグラム、noteでは自分をより良く表現するために湖北弁を意図的に混じらせていたりするし、帰省して家族と話すときはもちろん湖北弁だ。

訛りの濃淡

滋賀の南では土地柄、京言葉の影響が強烈で、守山市出身の芸人くっきーさんや大津市出身の女優高橋ひかるさんなど関西弁が色濃い。一方で、北では中部地方に隣接してる「近畿の端っこ」だからか南部より薄かったりする。WOMCADOLEウォンカドーレのボーカル樋口侑希さんと「尾木ママ」こと尾木直樹さん(両者とも米原市出身)は僕が聴いた感じでは訛りが抑えめだと思う。おじいちゃんおばあちゃん世代などは少し濃いこともあるが、やはり京阪神とは似て非なる。

関西弁圏エトセトラ

京都に住んで、いろんな人と交流すると、言い回しや表現の違いに敏感に気づくことはよくある。大学のサークルで出会った奈良出身の先輩は「〇〇しやんの?」「誰々来やんの?」と「やん」がつく表現があるし、駅員のアルバイトでお世話になったある社員さんは「〇〇するんけ?」と疑問形の語尾に「け」が付いていた。出身地は聞けてないが、南大阪ではよく使われてるとか?さらに京丹後市に行ったとき、ラジオのスタッフさんの言葉を聴くと「丹後弁」と思わしきまた違った表現に出くわした。あくまで一部ではあるが、「関西弁圏」に住んでいても地域によって独特の表現を使うことはよくある。

訛りは愛

いろんな関西弁に接していても、個人的には故郷の言葉である湖北弁が大好きだ。地元愛をアピールする手段はいくつもあるが、方言もそのうちだし、実際敢えて使ってる、訛りが抜けないなどで使ってるのをテレビ、ラジオで耳にするし、高校時代の校長先生も滋賀にいるにもかかわらず東北訛りが一切抜けていなかったなんてこともあった。それがイジられる、バカにされる要素になったり、コミュニケーションの壁になったりもする。そういう意味で標準語が一番伝わる。それでも、地元にいる分にはキツ過ぎない程度に使えば良いし、敢えて関西弁を使うアナウンサーさんには親近感を持ったりする。

何はともあれ、僕は誰が何を言おうと湖北弁に誇りがあるし、大好きだと高らかに宣言する。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。