自分で挑戦!ご当地グルメ&給食メニュー

大学生になって自炊を始めて6年目に突入。数多の料理を作ってきた。その中には他の地方のご当地グルメや僕の地元長浜市高月町の幼稚園、小学校、中学校での給食メニューなどを再現するなんてこともやっている。今回は過去にやった「再現グルメ」をご紹介しよう。

高槻うどんギョーザ

大阪府高槻市のB級グルメとして知られる。市内に住む主婦が考案、一見すると餃子というよりはハンバーグに近い見た目で、タネには細かく刻んだうどんが入っている。皮の代用ということで同じ粉もんであるうどんを入れているとのこと。今では「高槻うどんギョーザの会」筆頭にPR活動を展開。一度だけ市名と同じ読みで同じ新快速停車駅である“高月町”のイベントで出店していたのをなぜか僕は覚えている。
これを作ってみたいと思って2度ほどやってみたが、節約で元ネタと違う材料を使用した結果失敗してしまった。そして、3度目。今度はケチらず元ネタ通りの食材を一通り揃え、リュウジさんのレシピ動画も参考にした。そして食すと、溢れる肉汁に、もっちもちのうどん、ご飯やビールが進むは進む!
作ったとはいえ、僕は本物を食べたことが無ければ、高槻市に上陸したことすら人生で一度も無い。ぜひ一度本物にありつけて、再現をブラッシュアップしたいと思う。もちろん、自分で作ったのも美味しゅうございました。

ニラせんべい

長野県北部で愛される郷土おやつ。見た目はチヂミに似ているが、生地には味噌が練り込まれ、魚介も入っていないため、まったく別物となる。
作ろうと思ったきっかけがたまたま見たケンミンショー。その日はグルメ特集がやっていて、最後にはそのグルメの誰でも作りやすいよう、番組オリジナルレシピを紹介し、番組HPにも掲載。それを見て触発され、作ってみることにした。
食べてみると、外パリパリ、中もちもち生地にニラの食感、味噌の深みのある美味しさ。満足感あるおやつで非常に良かった。ちなみにニラをナスで置き換えたナスせんべいというのもある。
↓ナスせんべい

給食のビビンバ

ある日ツイッターを見ていたら、中学時代の女友達が給食で出されていたビビンバを再現していた。それに触発され、「いいなぁ〜」とリプライで絡んだところ。その友達からレシピの書かれた「給食だより」の写真をもらった。大さじ、小さじではなくグラム表記で、豆板醤など普段一切使わない材料は自分で配合し代用するなど苦戦を強いられた。それでも、食べてみると再現度が抜群に高く、僕の舌の記憶が激しく反応した。再現の不安はかなり高かったが、「ジャストミート!!」と言わんばかりに大当たりの味だった。わざわざレシピを送ってくれた友達には非常に感謝だ。

美和ちゃんエッグ

送られたレシピの横にはもう1つレシピが載っていたのがこちら。地元長浜市高月町の給食で登場していて、長浜市全体でもおそらく知名度が低いであろう超局地的な超ローカルグルメだ。スクランブルエッグにコーン、ハム、玉ねぎを入れ、それらをホイル焼きでオーブンに入れてグラタンやドリアのように焦げ目をつける。ちなみに「美和ちゃん」とは考案者の名前で今から約30年程前に公募にて考案された。
ビビンバに続いて、こちらも再現したくなり、材料を調達。とりあえずやってみることにした。ただ当時、家にオーブントースターが無く、焦げ目をつけるのは省略してしまったものの、ふわふわ卵とコーン、玉ねぎの甘みは当時とそのままに再現できた。

いかがでしたでしょうか。一部端折ったり、代用などはありましたが、いずれも上手いこと作れたかなと思います。ご当地グルメを自分の腕で再現してみるのって、手間がかかることもありますが、思い出の味がピタッと当たるとその手間が報われるほど嬉しいものではないでしょうか。皆さんもご自身の故郷の味や思い出の味を再現してみてはいかがでしょうか。

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