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初雪だけはテンションアゲ。

大寒波が襲来。日本海側では大雪となり、初雪から一挙に50センチというドカ雪となったところもある。僕の故郷である滋賀県湖北地方も10センチ前後は積もったみたいでいよいよ本番といったところだ。

そこで気になることを1つ言うと、初雪だけは妙にテンション高かったりする。スキー関係者や冬スポーツが好きな人は大助かりだし、京阪神とか首都圏、近畿南部の平野では雪降るだけテンション上がる人は多い。一方で、雪国に住んでいる人にとってはこれから重たい雪と戦いに挑むわけだが、やはり最初のうちは楽しみたいもんだろう。暖冬で降らなかったら逆に季節感なかったり、寂しくなったりするから、少しばかりでも冬の到来という嬉しさはある。

そして、そんな嬉しさも束の間で除雪しないとクルマは出せないし、雪の轍はガタガタ。自転車や歩行者はスリップとたまに激しく飛んでくる融雪の水に気をつけないと。方やJRは雪国対策としてスプリンクラーを撒いたり、除雪車を出動させたりしてはいるが、立ち往生した苦い経験もあるから運休や遅れが頻発。さらに、西の新幹線は関ヶ原という雪の難所で減速を強いられ、非雪国のビジネス需要に影響を及ぼしたりする。それだけ雪の嬉しさは一瞬だったりする。

そんな感じで雪国で14年過ごした身である僕。でも、少ない地域に住んでるとそれはそれで雪が恋しくなって、「琵琶湖一周雪見旅」をさっきしてくるほど。

湖西線に乗ってると一眼レフ片手に「雪見写真旅」とか雪を切り裂くかの如く疾走する「サンダーバード」や新快速、抹茶色の普通電車などを撮り鉄してる人が多い。映えるし、魅了させる何かがあるのだろう。雪をなかなか見られない都市部あるいは温暖な地域在住の人にとってはもちろんのこと。今シーズン初雪ってのも一瞬だけでも嬉しいもんだ。そして、個人的には雪のためのプレイリストをガンガンかけられるのも。

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