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「絶対大丈夫」の魔力

東京ヤクルトスワローズが日本一を手にして幕を下ろした2021シーズンのプロ野球。様々なドラマがあった中でスワローズの20年ぶりの優勝+下剋上は凄かった。それに一役買ったと言えるのが、高津臣吾しんご監督が常々チームに言い聞かせていたこの言葉

絶対大丈夫

下剋上リーグ優勝からの日本一に導いたことでこういう言葉のすごさ、言霊の持つ魔力を思い知らされることとなった。同時に「引き寄せの法則」を実感することにもなった。

引き寄せの法則

自分のネガティブさをググりまくっている中で「引き寄せの法則」に辿り着いた。いろいろ見ている中で「ポジティブな言葉を刷り込ませる」というのも成功や頂点に導くヒントなのだと見たことがある。
高津監督は知ってか知らずか「絶対大丈夫」という言葉をいつもチーム全員に言い聞かせていた。たとえピンチになったとしてもこの言葉をかけ続け、チーム、ファンは高津監督を信じ続けていた。そこからのリーグ優勝に日本一というのだから。

明るい方がいい

元々、不安が強い性格と人間関係に恵まれず、ネガティブな言葉ばかりの屁理屈を言いまくっていた僕。いずれ好転するという希望もありつつも、悪い方向に流れていった。
そんなことを思うと、この劇的な優勝シーンはやっぱり明るい言葉がいいんだって分かる。現にネガティブはそれで甘んじてしまうんだって気付いたりもする。こういうポジティブワードがどれだけ周囲を連鎖的に幸せにさせ、高揚感を高めるのか非常に腑に落ちる。他にも、「かわいい」と彼女に言い続けていたらレベルアップしたかの如く変わったなんてこともあったし、逆にネガティブだらけの人は落ちぶれたままだし。

使い方が上手過ぎた

言葉1つで救ったり傷つけたりできるいわば刃だ。しかし、高津監督は使い方が上手過ぎた。チーム、ファンは元より僕自身も多大な力を与えてもらった感覚だ。
高津監督がどこでこの思考を身につけたかは知るよしも無いが、良い環境、良い人に恵まれて、たくさんの信頼を得て、メンバーの良いところ見たり、こうすれば戦えるという術を身につけてのことだろうと思う。言葉だけのものではなく、そこからの戦術に結び付いたと思う。

優勝して神戸の夜空を舞った直後のヒーローインタビューで

われわれは絶対崩れません。絶対大丈夫です。1年間応援ありがとうございました。

とあの言葉と共に来季のV2に向けての抱負を語った高津監督。「来年も絶対大丈夫!!」。こんなに信じられる言葉があるのだろうか。

これに刺激された僕はこの言葉を信じて生きていきたいそう思えた昨日の晩でした。関西人的には本拠地での勝利と崖っぷちからの下剋上が見たかったのが本音です。でもええもん見せてもらいました。

追伸…関係ないように思えるサムネの電車は、昨日の激戦の舞台だった「ほっともっとフィールド神戸」の最寄りを走る神戸市営地下鉄西神・山手せいしんやまて線。「オリックス」がここを本拠地にしていたときは「ブルーウェーブ」のロゴを掲げた地下鉄がたくさん走っていた。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。