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これぞ“ポスト鬼滅”

昨日の晩、MBS他一部の局のゴールデンタイムで『呪術廻戦』1話から7話一気見スペシャルが放送。劇場版公開に合わせた特別企画で、副音声で『和牛』の2人とバイク川崎バイク(BKB)さん、マヂカルラブリーの2人による見どころの解説も行われた。

我が家で父がハマってると聞き、呪術廻戦コラボのお菓子をスーパーで目撃したり、深夜アニメながら今年じわじわヒットしてきていた。僕自身もこれの主題歌である『廻廻奇譚かいかいきたん』を夜の新快速や長旅のJR特急などで聴いていたり、「呪術缶」コーヒーを買うなどしていた故にようやく本家を見ることができた。

はっきり言うと、「鬼滅の刃」よりもグロいシーンが露骨に多く登場していたし、先日の放火事件を連想させるシーンもあったなど、見てらんないシーンで精神ダメージを多く食らう。まぁ深夜アニメならこういうぐらいなら許される範疇だから。

その一方で、『ジャンプ』原作の漫画ということもあって、ギャグや漫画的演出が多数登場する笑いの要素がある。加えて、登場人物が抱える闇や主要人物の呪術師を目指すきっかけ、頭をよぎる良い言葉などは人間模様が読み取れるし、これもまた現代社会に問いかけてるものがある。その点は「鬼滅の刃」にも通じるものがある。

そして、今回は初めましてだったこともあったのと作品の深さを知りたくて、途中から副音声も聞いてみた。特に後半のマヂカルラブリーの2人のうち、村上さんがファンで野田さんが初心者という対比に安心感を持てて、村上さんの解説具合も腹立たしくない。誰かと一緒に見ている感覚でより面白く見れたしグロさを少し軽減できた。

7話以降が年明けに放映されるとのことでまた見てみたくなってしまった。映画公開というどストライクなタイミングでまた、人気が過熱するのだろうか。それぐらい“ポスト鬼滅”と言われる所以が分かるし、それ同様に多くの人を惹きつけたヒット作となったわけだ。予告編で聴いたKing Gnuの新曲が夜の新快速に似合いそうな疾走感でハマりそうな予感がするし、ゾッコンになりそうだ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。