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誰かに継承してみる勇気を持つ

#朝渋note  をきっかけに

本日(日付変わったから昨日?)、朝渋の特別会のような催しに参加した。

株式会社ピースオブケイク代表の加藤 貞顕さん
株式会社Moonshot 代表取締役CEOの菅原健一(すがけん)さん
自撮ラーのりょかちさん
Morning Labo 取締役/ 朝渋コミュニティ代表の5時こーじさん 

といった顔ぶれで、タイトルの通りnoteを使ったセルフブランディングや、noteのおすすめな使い方、それぞれの皆さんのnoteという場の捉え方を、朝7時30分から眠い目をこすって伺ってきた。

イベントのレポはさておき、
今日話を聞いたのをきっかけに、自分の中でここ最近考えたことが言語化できそうなので、整理の意味を込めてnoteに書こうと思う。

おそらく、読む方からしたら全く大したことがない話ではあるが、今日みなさんが「とりあえず書こう!アウトプットしよう!」と話されていたので、きちんと習慣化していく第一歩として。

インプット過多による引け目

今日の朝渋のような勉強会であったり、明日から開催されるアドテック東京のようなカンファレンスであったりで登壇される方々は、私は持っていない特別な何かを、我々に対して無償で伝えてくれている。
実際、参加料などはあるが、いただく情報の価値から考えると、ほぼ無償と言えると思う。

そのような場に行くと、ついつい受け身になり、「なにか教わるだけ」というか「インプットするだけ」で、先人の知識にタダ乗りしているような感覚になっていた。

その結果、自分が何も持っていないことをより強く意識してしまって、帰り道とかしんどくなることが多かった。

ただ今日は、今までとは少し違う感覚を持った。
そのような変化をもたらした理由について考えてみたが、現時点での整理としては「後輩にナレッジを継承する場」を持てるようになったことが大きいのかなと感じている。

ナレッジを独り占めしないことの意味

先日、私は人生3度めの転職を行い、1,500人程度の従業員規模の会社で働いている。その前の職場が15人程度のメンバーだったことを考えると、約100倍の大きさの会社だ。差が激しくてめっちゃ戸惑っている真っ最中。

初の事業会社での仕事ということで、業種業態も変わったし、なによりも後輩という「自分のナレッジを伝える対象」ができた。

今までは、先輩に教えてもらい、それを模倣し、ダメだと怒られ、試行錯誤しながらもがくことが、仕事の9割を占めていた。
それが一転、「新しいことを学ぶ/考える:何かを伝える/教える = 5:5」くらいの比率で仕事をすることになった。

それはおそらく、別業種に転職したことだけでなく、年次も上がったことで下に伝えるだけのナレッジが溜まったいい頃合いだったということもある。

年次の浅い後輩であったり、学生インターンに対し、いままで先輩に教えてもらった、仕事への姿勢や資料作成スキル、様々な考え方といったことを伝えている。
それと同時に、細かい作業などもフォーマット化したりし、なるだけ負担がかからない形で組織自体の効率化なども行い始めている。
その結果、より自分の働き方が効率化し、「新しいことを学ぶ/考える」を確保できることにも繋がっている。

なんか、言葉にすると普通のことだが、いままで新卒などを取らない会社の、5人位のチームで一番下っ端として常にジュニアの仕事をぐるぐる回していた身からすると、今の環境での働き方は初めてなのだ。

そのような環境で働くことは、冒頭に名前を挙げた皆様とは程度は違えど、自分の持っているものをアウトプットする機会を常に持っていることになる。自分自身のなかでインプット過多だったときから少しずつバランスが取れるようになってきている。
その結果もあり、冒頭に書いた引け目を感じることが減ってきたと思う。

常に価値を積み上げていく必要性

ただ最近、自分の持っていた武器を後輩に継承し始めているので、どんどん在庫がなくなっているなと感じ始めている。
自分を常にアップデートしないと、いつの間にか後輩に追いつかれ、追い抜かれ、老いぼれていくのかと思うと、現状に留まることなく成長する必要性をひしひしと感じている。

今までは、万年ジュニアの仕事が待っている環境で、上に上がれない葛藤はあったが、逆に言うと下から突き上げられない生ぬるい環境でもあった。これからは新しいナレッジを積み重ね、武器を磨き続けないといけない。

そのようなことを考えると、朝渋のような勉強会や各種カンファレンスに登壇される方は、今までいたポジションから上に行くためにも、自分にハッパをかけるためにも他の人にナレッジを継承し、新しいことを取り入れていくメモリを空けている作業という側面もあるのかとも考えてみたりした。

そんなことを考えたこともあり、自分なりの結論として

先人から受け継いできたナレッジを自分だけで独り占めせず、
勇気を持って人に継承していくことは、ひいては自分の成長にも繋がる。

といった学びがあった、ここ数ヶ月でした。

いままで、ポンコツ学生だった私にいろいろと継承してくださった諸先輩方に感謝しつつ、自分もそのような人になれるよう、勇気を持って武器を人に継承して、常に新しい武器を見つけていきたい。

貴方のサポートは、他の誰かのnoteサポートに使おうと思います。